【あらすじ】
超能力少女との激戦の果て、再び湖の底に沈んだジェイソン。しかしやつは死ななかった!
海底ケーブルのエネルギーによって復活したジェイソンは、ハイスクールの生徒達を乗せた
NY行きの豪華客船「ラザルス号」に密かに侵入し、生徒や教師を次々と殺害していく。
マクロー先生とその姪レニー、船員のショーンらは命からがらゴムボートで脱出、
マンハッタンの港へと辿り着く。一見逃げおおせたかに見えたが、ジェイソンは海中を移動し、
マンハッタンまで彼らを追ってきた。果たして、NYの摩天楼はジェイソンによって
血に染まるのだろうか・・・。
久しぶりの新作、マーカス・ニスペル監督の
「friday1the 13th」の
全米公開日がいよいよ決定した模様です。
何回かの延期があったものの、どうやら
2009年2月13日に決まったようです。
(日本での公開日はまだ決まっておりません)
公式サイトもオープンしておりますが、現段階ではコンテンツは用意されておらず、
ホッケーマスクとにらめっこができるだけです。
お話変わりまして、今回レビューする「13日の金曜日PART8 ジェイソンNYへ行く」は
13金シリーズ八作目にして、
最後のパラマウント・ピクチャーズ製作の13金です。
これ以降はニューライン・シネマ製作になります。
「NYへ行く」などという某ビバリーヒルズコップの
「星の王子様 NYへ行く」に
インスパイアされたようなタイトルがついていますが、原題にも
「jason takes manhattan」と、NY行きを売りにしたサブタイトルがついております。
どうやらこの作品、マンネリ化していた13金シリーズのカンフル剤となるべく、斬新な作品に
仕上げるというコンセプトがあったようで、予算も従来のシリーズ作品より多めだったそうです。
なるほど、NYの摩天楼で呑気にイチャついているセレブ共をバッサバッサと惨殺するジェイソン、
素晴らしいです。「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパーはショッピングモールでギャアギャア騒いで
いるカップルをチェーンソーでなぎ倒したいという願望からあの作品を作ったと聞きますが、
この作品はそんなネクラなホラーオタク達の願いを見事に具現化した傑作、と評価されたかもしれませんね。
残念ながら、そうはなりませんでしたがこの作品、5作目や9作目などと共に13金ワーストの候補として
挙げられているのをファンサイトなどでよく見かけますが、その低評価の
原因として
「タイトル詐欺」であることが第一に考えられます。
「NYへ行く」などと謳ってはおりますが、前半から中盤にかけての舞台は船の中
それだけならまだしも、NYに着いてからのシーンのほとんどは
どこの街にあるのか分からんような路地裏をNYと言い張っているだけ表通りのシーンもあるにはあるのですが、
ほんの数分です。全体的に安っぽさを拭えていません。
いつもより多めの予算はどこへ消えたのでしょうか。
原題が「takes manhattan」となっているので、「これは日本語タイトルが悪い」
という言い訳もダメですね。
また、「斬新な作品」というコンセプトからなのか、PART6以上にお遊び要素が多いのですが、
はっきり言ってジェイソンのキャラクター性を破壊しちゃってます。
特にヒドいのがこのシーン。
主人公カップルを追跡するジェイソン、道中でいかにもバカそうなチンピラ一味と出会います。
ただでさえバカなのに、なんだかジェイソンにつっかかってきました。
スクリーン、あるいはテレビの前の皆さんはこう思うでしょう。
「ジェイソン、こんなクソッタレどもさっさとぶち殺しちまえ!」Q.さあ、我々の分身でもあるジェイソンはその後どういう行動を取ったか?A(ネタバレ、反転させて下さい。)
「マスクを外し、「ばあ」という感じで
素顔を見せてチンピラどもをビビらせた、それだけ。」うわあこれ考えた人、本当に13金見たことあんのかな・・・?
個人的には、「ゴジラ対ガイガン」での
喋るゴジラ並みのショックでした。
(ちなみに監督兼脚本のRob HeddenはTV版13金の監督もしてます。)
意味不明なエンディングとか、もう酷いところを挙げるとキリがないのですが、
僕は意外と楽しめました。
これを初めて見た時は一作目から7作目まで立て続けに見ていたので、
ちょっとマンネリ感のようなものがあったんですよ、だからちょっとは”新しいジェイソン”
といった感じで見れたのかもしれないです。
よく考えれば、面白いところも結構ありますよ。得物のナタをほとんど使わずに
その場にあったもので攻撃したり、素手で戦ったりするジェイソンが見られるのもこの作品ならでは。
他には、うーん・・・。
おまけ
新作、「firday the 13th」
いやあ、格好良いですねえ。
今回のジェイソン、容赦なく若者を惨殺してくれそうで何よりです。
ファンの間で話題になっているのは、
ダッシュして襲い掛かっているシーンがあることもっとも、前期ジェイソンは走っている形跡が確認されるので、
「ドーン・オブ・ザ・デッド」のような大騒ぎにはなっていないようです。
走るということは、前期ジェイソンの設定を受け継いでいるのでしょうか。
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内容:スタッフ・キャストインタビュー、アイアンマンの歴史についてなど
評価:まあまあ
一番大きなスクリーンでの上映でしたが、客数はまばら
うーん、あまり興味持たれて無いのかな、向こうではヒットしたのに・・・。
さて、内容の方はと言いますと、ロバート・ダウニーJr扮するとある企業の社長さんが
ヒーローになっちゃうお話なのですが、この社長がめっちゃ性格悪い。
なんたってアメリカ有数の軍事産業の社長、すなわち間接的に大量殺人をしている
死の商人オープニングおよびその後の回想シーンで彼がやったことと言えば
「カジノで豪遊」「せっかく貰ったトロフィーを見知らぬ誰かにあげちゃう」
「インタビューにきた姉ちゃんとベッドイン(軽いベッドシーンあり)」「女とやって双子孕ませた発言。」
「軍の実験場にて、自社開発のミサイルを背に両手をあげて大はしゃぎ」某ライダー三号の宮○洋さんが聞けば確実に憤怒しますね。
「こんなやつがヒーローたる資格はない!」とか言ってね
さて、そんなチョイ悪どころかゲキ悪社長を不幸が襲います。
突如過激派テロリストの襲撃に拉致され、武器を作るように要求されます。
テロリストのアジトには、社長が開発した武器の数々・・・
その後、社長は武器を作るフリをしながら、
火事場の力で脅威のパワードスーツ、マーク1を製造
圧倒的な火力でテロリストを蹴散らします。
その後、アメリカへと帰還した社長は会社の方針を転換、
「もうわが社の軍事兵器で無実の人が死ぬのは耐えられないよ」とか宣言します。
今更遅いってのさて、それから社長は世界を救う為、ヒーロー的なものとなることを決意、
マーク1のプランを元に、新たなるパワードスーツの製作にとりかかります。
この開発過程がじっくり描かれるのが本作の見所
機械よりも正確な作業を行う社長の手によって足、手などの様々なパーツが作られていき、
飛行システムの完成に四苦八苦、勢いを出しすぎて後ろに吹っ飛んで壁を壊してしまったり、
飛びすぎてシステムが凍結、地上までまっさかさまとったような失敗を繰り返しながらも
ついにパワードスーツを完成させます。
この映画、とにかく機械の描写がすごく良いです。
登場するパワードスーツは非常にメタリックな
”ツヤ”があり、細かい部分やパーツなども
丁寧に描かれております。
”グイイイン”や
”ガコン”といったメカ音や、心躍るギミックも満載!
昔日本でも「宇宙刑事ギャバン」や「起動刑事ジバン」などのいわゆる「東映メタルヒーローシリーズ」
といったものがありましたが、ああいったものが好きな方にはもうたまらない出来ですね。
(ちょっぴり鳥○実に似てるのもチャームポイントです。)ちょっと気になったこととして、この映画の序盤から中盤にかけては
いかにも中東系な人が出てくるわけなんですが、なんかその描かれ方が
やたら酷いんですよ。
なんか人質にとったやつに焼けた石食べさせようとしたり、村人に銃を突きつけて
「この犬をぶち殺せ!」とか言ったり、とにかくいやな悪人として描かれてるんです。
その上、そいつらがはっきりと「殺人者」扱いされてるのに対して
アメリカ軍の軍事行為に対しては咎めもなくて、遠まわしに正当化してるような台詞もあったりして
「ああ、またアメリカ万歳か、嫌だなあこういうの・・・。」と思ったんですよ。
と思ってたんですけど、後半になって展開にとある変化が起き始めてから、
ちょっとそれは違うかなと思いました。
と同時に、ちょっとしたことに気がつきました。
思えばこの社長、ストーリー全体において
自分が作り出したもののせいで何回もとんでもない目に会うんです。
例えば一番最初、自分の作った武器を持ったテロリストに襲撃され、その武器のせいで
心臓に大ダメージを負います。
更には、これはネタバレになるので言えませんが、自分の作ったあるものが
自分と関わりあるものの手によって、敵として立ちはだかります。
この社長、
自業自得だとか、
因果応報といったことわざがすごく似合う人だと感じました。
終盤、あるものと激闘を繰り広げる社長を観ながら
「これってひょっとして、アフガン・イラク戦争でのアメリカと、
それでボロ儲けした軍需産業を暗に批判してるのかな?」と考えたのですが、どうなんでしょうか。
もしそういう意図があるのだとしたら、監督もなかなか食えない人です。
調べてみると、同じような問題について触れられている方が何人かおられましたが、
僕はその手の分野について詳しくないアホなので、これ以上は書かないでおきます。
ちょっとグダグダな感じになっちゃいそうですからね。
最後、エンドロール終了後のおまけに登場する
謎の人物皆が必ず一度はどこかで観た事があると言われるその人物の言葉の意味は?
この映画は壮大なプロジェクトの前フリに過ぎないのでしょうか。
全体的な評価としましては、よく出来たアメコミ映画で、大人も子供も充分に楽しむことができます。
特に、大人の皆さんは社長の面白発言や行動にニヤニヤしながら観るのがオツです(笑)
おまけ:どうでもいいこと
音楽にハンス・ジマーが関わっているのと、同じアメコミものと言うことで
上映中に何度か「ダークナイト」のことを思い出してしまいました。
実はあのレビューを書いてからも二回ほど劇場へ観に行ったのですが、
上映が終わったにも関わらず、また観たくなってきました。
確かに細かい欠点は結構あるんだけれど、観ている間はそんなことが気にならないぐらい
グイグイと引き込まれますね、あれは。だから何回も観たくなっちゃう。
その一要因としてあの重厚な音楽があって、例えばバットマンが香港を滑空するシーンで流れる
あのゆっくりだけど強く叩き出すような力強い音楽は、薄暗い夜の映像と相まって物凄く良いんです。
真っ暗じゃなくて薄暗い、それも「暗い」のギリギリの線にある「薄暗い」なのがもう痺れます。
今回観たアイアンマンも良かったけど、あんまり耳に残るような音楽はなかったですね。
なんだか強烈に書きたくなったので、書かせていただきました。
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