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うまい棒めんたい味の如く映画を語る うまい棒めんたい味の如く映画を語る 第五十二回映画レビュー「蝿の王」

うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第五十二回映画レビュー「蝿の王」

蝿の王 蝿の王
バルサザール・ゲティ、クリス・フュール 他 (2007/05/18)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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【あらすじ】
アメリカの陸軍幼年学校の生徒を乗せた飛行機が海に墜落し、
重傷を負った機長と生徒24人が無人島へ流れ着いた。
島には当然電気も水道もなく、あるのは手付かずの自然の王国。
少年達のリーダー的存在であるラルフはいくつかのルールを定めて
秩序に基づいた生活を行おうとするが、反抗的なジャック達は
それを嫌い、彼をリーダーとする野性的な生活を送る集団をつくって
狩りに勤しむようになる。
開放的な生活に憧れた子供達は次々とジャックの集団へと加わり、
ラルフ達は次第に孤立していく。
ジャック達の野性的な生活は次第にエスカレートし始め
動物の本能に直結した狂気にとらわれていく・・・。





ウィリアム・ゴールディングの小説を原作としたサバイバルサスペンスです。
63年にも映画化されており、これは二度目の映画化となっております。
「バトル・ロワイヤル」の元ネタともされていますけれど、あまり似ているとは思えません。






「十五少年漂流記」は大変有名ですよね。
僕も小学校の頃に読みました。

「十五少年漂流記」では漂流した少年達が諍いを起こしながらも、
お互い協力し合って様々な事件や危機を乗り越えていくという話でした。




しかし、この作品はそれとは全くの逆
少年達にとって最大の敵となるのは海賊達ではなく、
同じ学校の仲間なんですから。



主人公ラルフのグループが社会的なルールに則った生活を送ろうとしているのに対して
ジャックのグループはまるで原始人のような狩猟生活を送ります。

なぜならジャックは文明社会の中では大変な問題児であって
いつも秩序のせいで痛い目にあわされてきたから

大人達が一人もいない無人島に流れ着いたのは願っても無い好機だったのです。
彼が新しい国王になることができるのですからね。





動物を殺してその肉を食い、顔に血を塗りつけ、
洞窟に潜む「怪物」を崇めるその様は
まさに太古の人間達そのもの。
特に、炎を囲んで儀式を行うシーンでは子供とは思えないほどの
狂気に満ち溢れております。

彼らの行為はますますエスカレートしていき
やがては対立する勢力、ラルフ達のグループの排除へと繋がっていき・・・・





ラストシーンではとある二人が同じようなことをするんですけど、
そこから読み取れるものが全く正反対のものであるところが面白いですね。





子供達のサバイバルを通して人間の狂気を描いた
なかなかの良作です。

ちょっとばかり残酷なシーンも多いので、ご覧になる方は
その辺も考慮した上でどうぞ
後、よく言われているような「無人島版バトルロワイヤル」という
売り文句に釣られてアクションを期待してはいけません。
そういった要素はあまりないので





ストーリー ★★★★
スリル   ★★★
オバカ   ★
グロ    ★★★★




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  • 2008/10/06(月) 19:41:33 |

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