![]() | 恐怖の足跡 新訳版 キャンディス・ヒリゴス.シドニー・バーガー (2007/02/20) 有限会社フォワード この商品の詳細を見る |
【あらすじ】
メアリーは交通事故で友人を失ってしまい、そのショックから立ち直るために
遠く離れた場所で新しい人生を送ろうと決心する。
彼女が街へ車を走らせていると、突然真っ白な顔の男が
目の前に現れ、一瞬で消え去った。
その場所の付近には閉鎖された遊園地が・・・・。
その後、街でオルガン弾きの仕事にありつくことができたが、
男は度々彼女の目の前に現れるようになる。
日々不安に襲われるメアリーは、周囲の人間関係も上手く築くことができず
孤独に苛まれていく。
そして・・・・・・
WHDジャパンの「レトロ・ムービー・コレクション」は
上は隠れた名作から下はどうしようもない駄作までを
安価で入手することができ、我々のようなマイナー映画好きにはたまらない
シリーズです。
この「恐怖の足跡」は勿論「隠れた名作」の部類に入ります。
見所は何だと言いますと、
Jホラーを彷彿とさせるような寂れた雰囲気と
不気味で怪しい白塗り男
これです。
この作品、全編にわたってとにかく暗ーい雰囲気が漂っております。
特に素晴らしいのが物語のポイントの一つでもある遊園地跡。
この寂れ具合、白黒であるにも関わらずなかなかの味があります。
建物の中は本当にボロボロで、窓すらなくて外の景色が丸見えなんですけれど
それがかなりいい雰囲気を出しているんです。
廃墟マニアの方々にはたまらない映像なのではないでしょうか。
そして、この映画最大の目玉
主人公の行く手に現れる謎の白塗り男。
これがまた不気味なんです。

問題の白い人
この人、時々「ウフフッ」と笑うような表情を取る以外は
基本的に何もしないんですけど、これが何回も何回も来るからたまりません。
しかも性質の悪いことに、最初のうちはこのおじさん一人だけなんですが
終盤、メアリーがいよいよ追い詰められていくに連れて増えていきます。

白い人の仲間達
しまいには皆でダンスなんか踊っちゃったりします。
それがまた不気味ながらもすごいシーンなんですよ。
「不気味だけど綺麗」といった感じ
白黒なのがまたいいんです。
この白塗り男による不気味で怪しい演出と寂れた雰囲気を
うまく融合した本作は、なかなかニクい作品だと言えるでしょう。
オカルト好きなら観る価値ありです。
ちなみにこの作品のオチが、後に大ヒットを記録した
某無敵男主演のオカルトホラー映画の元ネタになったといわれておりますが、真相は不明です。
(色々な説があります。)
もうひとつちなみに、本作は98年にウェス・クレイヴンによって
邦題「SOULS/死魂」としてリメイクされているそうですが、あまり評判は
宜しくないようです。
ストーリー ★★★★
スリル ★★
オバカ ★★★
グロ
白い人の不気味さ ★★★★
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