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うまい棒めんたい味の如く映画を語る うまい棒めんたい味の如く映画を語る 第七回映画レビュー『キャンディマン

うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第七回映画レビュー『キャンディマン

キャンディマン キャンディマン
ヴァージニア・マドセン、トニー・トッド 他 (2005/11/25)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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1992年 アメリカ

製作総指揮:クライヴ・パーカー
監督:バードナー・ローズ
出演:トニー・トッド ヴァージニア・マドセン

【あらすじ】

大学院生のヘレンは都市伝説を研究する傍ら、キャンディマンの伝説について調査していた。
以前研究に携わっていた学者によれば、キャンディマンは元々黒人奴隷で、
絵の才能があったために領主からも相応の待遇を受けていたのだが、
領主の娘と恋に落ちたがためにリンチにあい、右手を切り落とされた挙句に
体中にハチミツを塗られ、蜂の大群によって殺されてしまったというのだ。

スラムのチンピラ達からの妨害にもめげず、調査を続けるヘレン
ある日、彼女の前に謎の黒人男性が現れ、自分をキャンディマンだと名乗る。
その男の右腕には、手の代わりに鋭い鍵爪が・・・・





前回の『ルール』に引き続き、都市伝説を基にした映画をもう一つ

クライヴ・パーカーの短編『禁じられた部屋』の映画化作品にして、
ロバート・イングランドと並ぶ(と個人的には思ってる)現代のモンスター俳優
トニー・トッドの代表作です。



この映画は同時期のスラッシャーホラーとは一風違った雰囲気を醸し出しています。

普通この手のホラー映画ではロックなどに代表されるような明るい感じの音楽が使われますが、
この映画で使われているのはオルガンによる荘厳な音楽です。
その音楽と物語の舞台となる退廃的なスラム街がマッチしていて、
なんとも言えない味を引き出しています。
また、日本映画に見られるような独特の「間」がところどころに存在していて、
その雰囲気づくりに一役買っています。



主人公であるヘレンは都市伝説に関する研究を行っていて、
キャンディマンの事を色々と虱潰しに調べていきます。
途中、スラムのごろつきの妨害に会ったりもしますが
それでもめげずに頑張ります。



調査を続けるヘレンの前にやがて本物の
キャンディマンがあらわれ、彼女に赤ん坊誘拐、
果ては殺人の罪をなすりつけ、どんどんと追い詰めていきます。
ヘレンは人々からあらぬ罪で責められ、
ついには夫からも見放されてしまいます。



彼は、人々によって流布される「キャンディマン」伝説こそが存在するために必要なエネルギーであり、
ヘレンのようにそれを否定し、その存在を否定しようとする者は邪魔なのです。

しかし、ヘレンに濡れ衣を着せ、精神的に追い詰めていく理由はそれだけではないのです。



『ヘルレイザー』のピンヘッドなど、クライヴ・パーカーの生み出したモンスター達は
何かしら独特な深い考えを持っていまして、このキャンディマンも例外ではありません。



理由は意外と単純なものかもしれませんが、彼にとっては非常に重要なのです。



そんなキャンディマンを演じるのはトニー・トッド。
最近では『ファイナル・デスティネーション』シリーズにも出てますね。

彫りの深い顔立ちに高い身長、低い声の男前でして、特殊メイクは一切していないにも関わらず
不思議な威圧感が漂ってきます、まさに現代のドラキュラです。

鍵爪で犠牲者を殺害する時に、「フンッフンッ!」とか言いながら
必死の表情を浮かべているのはチャームポイントの一つです。




ホラー映画としてみると、あまり「怖い」とは言えない作品なのですが
その雰囲気とストーリーは一見の価値アリです。





ストーリー ★★★★(さすがクライヴ・パーカー)
スリル   ★★★ (前半はやや間延び気味だけど、後半はどんどん追い詰められて・・・)
おバカ   ★   (偽キャンディマンのために一つ追加)
グロ    ★★★ (ラスト近くに強烈なシーンあり、全体としてはそれなり)
トニー・トッドの男前ぶり ★★★★(もっとメジャーになってほしいですね




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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

コメント

こんばんは。

トラックバックさせていただきましたので、報告とご挨拶にまいりました。
青犬です。
コメント&トラックバック、ありがとうございました。
かからないエンジンさんの映画紹介は、本当に「語る」と言う感じでいいですね。

>日本映画に見られるような独特の「間」

なんて行は、まさにそうだと強く共感しました。
「間」もそうですが、この映画の建物の造りとかも日本に似てましたね。
集合住宅っぽくて他のホラーとはひと味違うなと思いました。

どうか今後とも宜しくお願いします。

  • 2007/08/16(木) 01:42:03 |
  • URL |
  • 青犬 #aIcUnOeo
  • [ 編集]

>青犬さん

ご訪問ありがとうございます。
あの映画には黒沢清や中田秀夫の映画などに観られるような「静けさ」とよく似たようなものがありますよね。
例えば、偽キャンディマンがトイレから出てくるシーンや、キャンディマンの登場シーンは、他のアメリカ映画とはちょっと違う感じがします。

まだまだ修行中の身でして、つたない文章ではありますが、
これからもどうかよろしくお願いします。

  • 2007/08/16(木) 07:27:54 |
  • URL |
  • かからないエンジン #BPVKXLjE
  • [ 編集]

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「キャンディマン」を視聴。●あらすじキャンディマンとヘレンの恋のお話。●ネタバレ(以下反転)都市伝説であるキャンディマンを研究するヘレン。ある日、キャンディマンに殺されたと言う女性の住居であり、彼の

  • 2007/08/16(木) 01:33:05 |
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