宇宙からやってきたヒル型の意思統一生命体が
とある小さな町を襲うといったお話なんですが・・・。
序盤は生命体に体を乗っ取られた男とその妻による
ブラックコメディー、中盤はヒル型生命体が
もうウジャウジャと大量発生して人々を襲っていく
SFホラー風、そして、終盤は肉体を乗っ取られ、
ゾンビのようになってしまった住民達の攻撃を掻い潜り、
生命体の親玉を倒すために戦うゾンビ系ホラーアクションと
いった具合に、一つの映画で三種類の映画が楽しめます。
場面の至る所に名作ホラー映画のパロディやオマージュが
散りばめられていまして、僕が分かっただけでも
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」
「ボディ・スナッチャーシリーズ」
「エルム街の悪夢」
「キャリー」(←これはちょっと自信がないです。)
「シャイニング」
「遊星からの物体X」
などの作品を彷彿とさせるようなシーンがありました。
しかし、そういった要素ばかりを詰め込んで
単なる「なつかしのホラー映画のシーン大集合」的な映画に
なっているわけではなく、そういった古典的なものと
新しいものをミックスさせ、より良いものを作ろうという
姿勢が伺えます。
全体的な作風としましては、どちらかというと
ホラーコメディといった感じなのですが、
その中にも残酷さや非情さなどを引き立たせるシーンもありました。
特にエンディングでの街の光景は非常に生々しく、
街の人々にとってはあの生命体の襲撃が
まさしく「惨劇」であったことを強調しているかのようでした。
全体的にはなかなかの出来だったのですが、
一つだけ残念なことが・・・・
何かと言いますと、予想していたよりも
ヒル型生命体の出番が少なかったこと。
アレがこの映画のメインだと思っていたのですが、
出番は中盤から後半にかけてのみ、
まあ、他にも面白いものが出てきたりしたので
別にいいんですけど。
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