![]() | SF/ボディ・スナッチャー [MGMライオン・キャンペーン] ドナルド・サザーランド、ロバート・デュバル 他 (2007/01/19) 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン この商品の詳細を見る |
【あらすじ】
公衆衛生局で働くマシューは同僚のエリザベスから
奇妙な相談を受ける。彼女の夫であるジェフが
まるで別人のようになってしまったというのだ。
精神科医のキブナーによれば、そのような悩みを持つ人々は
日に日に増えており、それは現代の人間の心の病だと言うが・・・
そんな中、マシューの友人であるジャック夫妻が営む美容風呂で
ジャックに瓜二つの「何か」が発見された。
そしてそこには大きな鞘を持つ植物が・・・
さて、「ボディ・スナッチャーズ」シリーズ一挙鑑賞も
現在公開中の「インベージョン」(以下07年版)を含めてこれで三回目となりました。
今回はシリーズの中でも傑作と名高い
78年制作の「SF/ボディ・スナッチャーズ」をレビューしたいと思います。
尚、「盗まれた街」の一度目の映画化作品である
56年制作の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」につきましては
通学ルート近辺の中古DVDショップをしらみ潰しに探しては見たものの、
一つも見つかりませんでした。
そんなわけで、レビューは少しばかり遅めになってしまうかと思われます。
覚なるうえは輸入版を購入することも考えていますので、
あまり期待なさらずにお待ちください。
では、「SF/ボディ・スナッチャーズ」のレビューをしていきましょう。
今回の主役はドナルド・サザーランド扮する
ちょっぴり料理にうるさい公衆衛生局員。
彼が同僚のエリザベスから夫に関する相談を受けたところから
物語は始まります。
前半は93年版(ボディ・スナッチャーズ)、07年版と同様
静かな感じで物語は進んで行きます。
93年版では全く同じ絵を描く幼稚園の子供達、
07年版では「奴ら」のふりをしながら、
主人公らにアドバイスをする人々といった数々の面白いシーンがありましたが、
今作での面白シーンは「精神科医に相談する主人公」、これです。
エリザベスを連れて友人の精神科医キブナーに会いに行った主人公。
するとそこには先客が
その人もエリザベスと同じように「自分の夫が変だ」と訴えますが
キブナー医師は優しい口調でそれを全否定
エリザベスも相談を持ちかけ、なんとか話を聞いてもらうように頑張りますが、
そこは頭の良さそうなキブナー医師
「人との関わりを嫌う現代人の心の病」
と、お昼のワイドショー並みの診察結果を下されました。
まあ、「それは宇宙人の陰謀だ!人々は複製人間と取り替えられたんだ!」
とか言って信じ込んじゃうほうが数倍あり得ないんですけどね。
エリザベスとキブナーとの会話シーンが面白かったので取り上げてみました。
そして物語も後半に入り、
恒例行事ともいうべき良く叫ぶコピー人間との
追いかけっこが始まります。
と言っても大多数のコピー人間に対し、主人公側はわずか数人。
どんどん追い詰められていきます。
他の作品、特に93年版が「もしかしたら身内がコピー人間かもしれない恐怖」
を描いているのに対して、
この78年版は「コピー人間になってしまうことへの恐怖」
を描いているように思えます。
何の感情もなく、常に皆同じ行動。
そんなものの仲間入りをして、同じ行動を取ってしまうこと
さきほどまであれほど嫌がっていた仲間があっという間に
やつらの仲間入りをしてしまうことへの恐怖
そういったものが強調されているように感じました。
姿が元の人間と全く同じで一応人間と同じ行動を取る分、
ゾンビとは違った不気味さがあります。
ストーリーも非常によいのですが、特撮もなかなか見所。
サヤからコピー人間が生まれるシーンでのネバネバ感は
非常に気持ち悪いです。
あのネバネバ感がイヤーな雰囲気を盛り立ててるんです。

納豆も顔負けのネバネバ感
そして、ストーリーとはあんまり関係なく登場する人面犬
主人公が成長中の鞘を蹴ってしまったがために、
コピー元である浮浪者とそのそばにいた犬が
混じり合ってしまって完成した、いわば失敗作。
別に登場させる意味はあまりないと思われるんですけど、
僕はこういった無意味な面白シーンはむしろ大好きです。

思わず吹き出してしまう人面犬
評判通りの傑作でした。
一つだけ欠点を挙げるとすれば
ちょっとばかり上映時間が長いことか
ストーリー ★★★★★
スリル ★★★★
オバカ ★★★★
グロ ★★★★
人面犬の無意味さ ★★★★
固定種 白竜 [秋まき野菜のタネ]
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