なかなかの面白さでした。
今回の「奴ら」は、鞘のようなものから生まれるコピー人間ではなく、
細胞に潜む知的生命体。
その感染力の強さで、バシバシと人間を乗っ取っていきます。
面白いと思ったのは、上手く感情を隠して「奴ら」から
逃れようとする人々がたくさん登場したこと。
今まで周りの「奴ら」と同じようにダンマリ決めてた人が
急に、「感情を隠せ」なんてアドバイスをしてくれたりします。
こういう人達が描かれているおかげで、誰が乗っ取られているかというのが
一層わからなくなってしまうところがまた面白いんですよ。
後、乗っ取りが進んでいくにつれて世界各地で和平交渉が進んでいき、
多くの人が望む「平和な世界」になっていく所。
でもこれは人間の世界ではなくて、「奴ら」に乗っ取られた人々の世界だというのがミソ。
戦争だらけの人間の世界か、あるいは、戦争のない平和な「奴ら」の世界か、
その問題をしっかり描いているのも好感が持てました。
問題の監督交代の件ですが、
終盤明らかに雰囲気の違うシーンが入ります。
それだけを見るとほとんどアクション映画にしか見えません。
別にいらなかったんじゃないかな?
車に群がる「奴ら」は面白かったけれど。


