![]() | THE DESCENT シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ 他 (2006/11/29) エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ この商品の詳細を見る |
2005年 イギリス
監督:ニール・マーシャル
出演:シャウナ・マクドナルド, ナタリー・メンドーサ
【あらすじ】
女友達と川下りを楽しんだ日の帰り道、サ
ラは悲惨な大事故によって最愛の娘と夫を一度に失ってしまう。
事故から一年が経ったある日、
いまだ悲しみの癒えぬサラを元気づけようと、
冒険を趣味としているジュノと友人達が
アパラチア山脈にあるシャトーガ国立公園洞窟探検を企画した。
暗い洞窟の中を進んで行く六人。
だが突然落盤が発生し、洞窟の入り口が塞がってしまう。
しかも、ジュノは記念になるからという理由で
友人達に嘘を言い、本来行く予定だった洞窟ではなく、
まだ調査の行われていない未開の洞窟へ
つれてきてしまったことを打ち明ける。
絶望の中、必死で出口を探す六人、
しかし、普通の人間ではない何者かが彼女らに襲い掛かる!
昨年公開されたホラー映画の中で一番のお気に入りがこの作品。
ちなみに、気にいった作品を順番に挙げていくと
1:ディセント(これ)
2:デビルズ・リジェクト
3:テキサス・チェーンソー・ビギニング
4:ハイテンション
5サイレントヒル
レンタルで観た物まで含まれていますけど
まあ今回のレビューとは関係ないので気にしないで・・・
この作品、とにかく凄いんですよ
洞窟って言えば、あの岩場にポッカリ開いた
大穴なんかを傍から見れば「うわー大自然の神秘ですねー」
なんて言っちゃいそうなぐらい、ロマン溢れるものなんですけど
一回中へ入ると「暗い 狭い 汚い」の三拍子が溢れるすごい場所。
いや、実際に入ったことなんて一度しかないですよ
(それも観光用の整備されたやつ)
でも、よく洞窟について書かれた本とかを見ると
人間が地面に這いつくばってやっと通れるぐらいの穴があるだとか、
途中から大きな水溜りができていて、
そこを潜っていかなきゃならないとか
しまいには、洞窟の中に大きな崖があって、
そこをなんちゃらかんちゃらやって
ロープを伝っていかないと駄目だとか
ヘタレ男の僕は絶対に洞窟探検なんてしたくありません。
でも、実際にするのは嫌だけど、
人がやってるのは見たいなー、とか思ってたりはするんですよ
勝手ですね。
そんな時に出てきたのがこの「ディセント」という映画。

おばさん達が洞窟探検にチャレンジ!
この映画では洞窟のもつ負の側面である
「暗い 狭い 汚い」がこれでもかというほど描かれています。

こんな穴の中を通るんです

洞窟の中にこんな断崖が!
特に洞窟のヌルヌル感が非常にリアルで生々しい!
オマケに、ニール・マーシャル監督お得意の
とんでもなく痛そうなゴアシーンも健在。
さきほどの三つに加えて、「痛い」という
ポイントまでついちゃってますます不快感(良い意味での)がアップ

足が折れた!
そして、後半からとんでもないものが主人公達を襲っちゃうんですねー
その正体は、コレ

その時カメラが見たものは!
この洞窟に昔から住んでる地底人さんなんですね。
この映画、この地底人が登場するシーンからは
結構評価が二分しているんですけど
僕は勿論肯定の立場にあります。
だって、ここからの展開が本当に凄いんですから
この地底人さん、とにかく動きがゴキブリ並にすばしっこい。
天井を這う姿はまさに「キモイ」の一言に尽きます。
しかも彼ら(”彼女”も含む)は大家族、
洞窟の奥からワラワラと出てきます。
勝手に住処へ侵入したことを怒っているのでしょうか。
なるほど、彼らに一理あります。
だからといって、主人公達も「はいそうですか」とか言って
おとなしく彼らの蛋白源になるわけにはいきません。
主人公達を「台風が来てるにも関わらず、
川原でバーベキューをしようとする困ったファミリー」
のような理由でこの洞窟へ連れて来た張本人ジュノが責任を感じ、
地底人さん達と真っ向勝負!
地底人さんを片っ端から虐殺していきます。
しかしこれがまずかった。
なにせ洞窟の中は真っ暗、
しかも地底人の襲撃でパニック状態になっていたものですから
ついうっかり後ろから声をかけてきたお仲間を
ピッケルで殺害してしまいました。

やってしまった・・・
ここから地底人と洞窟以外の新たな脅威が出現します。
この手のホラー映画にはお馴染みの「味方同士の疑心暗鬼」です。
そもそも他の仲間達はこんなところに自分達を騙して、
挙句の果てにとんでもない目に合わせた
ジュノに対して、当然の如く恨みを持ち始めています。
地底人がジュノの足音で彼女の方へ向かった時も
「自業自得よ」なんて言っちゃう始末。
それに加えて同士討ちの件が話しをややこしくし、
しまいには主人公の夫に関する重大な秘密まで発覚。
加えて死に行く仲間達の無残な姿を間の当たりにした主人公は何かが吹っきれてしまい・・・・。

頭の中で何かが切れた・・・
息詰まる洞窟の不快感、これでもかというぐらいの血まみれ殺人ショー
そして醜い人間達の争い、その全てが詰まった優良サバイバルホラーです。
おまけ
この映画に出てくる地底人さんは、どうもこの人達がモデルのようで・・・
ttp://www.nazoo.org/marderer/sawney.htm
かなり昔の話なので、いささかの誇張表現はあると思いますが
ホラー映画顔負けですね・・・。
ストーリー ★★★★
スリル ★★★★★
オバカ ★★★
グロ ★★★★★
女の友情の脆さ ★★★★



