パンフレットが売り切れていてどうしようかと思っていたけど
入場時間ギリギリで入荷されてホッと一息
いや、これすごいですよ。
雑誌の記事とか読むと単なる二本立てに見えるんですけど、実際に見てみると
もうなんといいますか、映画全体がグラインドハウスの雰囲気を出そうとしてるんですよ。
フィルムに入ったノイズや傷を再現してみたり、合間にニセモノのZ級映画の予告編が入ったり、
(しかもそれを作っているのはロブ・ゾンビやイーライ・ロスなどのビッグネーム!)
怪しいレストランの宣伝が入ったり、しまいには映画の途中で映像が切れちゃったり
遊び心が大暴走してます。
さて肝心の内容の方なんですけど、これがまた両方とも面白い。
ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」は謎の病原菌に犯されてゾンビっぽくなった
人々が襲ってくるいかにもなB級スプラッター映画。
もうロドリゲスの悪ふざけがすごいことになってます。
ロッズ・マッゴーワン扮する姉ちゃんはちぎれた片足に銃をつけて戦っちゃうし
その恋人はアクロバティックなアクションで片っ端から感染者をなぎ倒すし
特殊メイクの神様トム・ザヴィーニも出てたりなんかして、もうお腹いっぱい
でも、グロい描写がかなり多いのでそれ系が苦手な人は注意。
もう一つの映画は、クエンティー・タランティーノ監督の「デス・プルーフ」
若い女を自動車で殺害することに性的快感を覚える殺人鬼のお話。
そんな変態殺人鬼を演ずるのはなんとカート・ラッセル
この作品、中盤あたりはターゲットとなる女子グループのくだらない会話が
延々と続いて少しダレてきちゃうんですけど、
後半、殺人鬼の襲撃をきっかけにいきなりド派手なカーチェイスシーンが!
もうここまでやっちゃったら本来グラインドハウスで上映されるレベルの映画じゃないだろ
とか考えちゃうほどの大迫力です。
なんたって、スタントウーマンの役を演じているゾーイ・ベルは本物のスタントウーマン
そんな人がノースタントで走る車のボンネットにしがみついてむちゃくちゃに
振り回されたりしちゃうんですよ。
車同士のぶつかり合いも思い切りやっちゃってくれます。
そしてラストは・・・・、これには爆笑してしまいました。
だって、あのカート・ラッセルがこんな台詞を言うなんて(笑)
グラインドハウス映画入門 /


