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うまい棒めんたい味の如く映画を語る うまい棒めんたい味の如く映画を語る 第十七回映画レビュー「スーパーの女」

うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第十七回映画レビュー「スーパーの女」

伊丹十三DVDコレクション スーパーの女 伊丹十三DVDコレクション スーパーの女
宮本信子、津川雅彦 他 (2005/09/22)
ジェネオン エンタテインメント
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1996年 日本
監督 伊丹十三
出演 宮本信子 津川雅彦


【あらすじ】
ダメダメスーパー正直屋のオーナー小林五郎は、隣にできた
激安スーパーの安売り大魔王に客を取られて困っていた。

そんなある日、五郎は小学校時代の幼馴染、井上花子と再会する。
安売り大魔王のインチキぶりを五郎に指摘していく花子、
五郎は彼女をレジチーフとして雇い、正直屋の建て直しを手伝ってくれるように頼む。
様々な試みを繰り返し、店を改善しようとする花子であったが・・・。




故伊丹十三監督による、スーパーの建て直しをめぐるドタバタ社会派コメディです。
安土敏の「小説スーパーマーケット」が原作となっております。




この作品、スーパーマーケットの裏側で行われている
あんなことやこんなことを真っ向から暴いた映画として有名ですよね。




実を言うと、僕もスーパーマーケットでアルバイトをしていまして、
あんまりこういうことを言ってはダメなんでしょうけど
なんだか、この映画に出てくる正直屋と似てるっていうか・・・。
さすがにマスコミで散々取り上げられた肉の産地偽造はやってないと思いますけど、




時々魚から赤い汁のようなものが出てたり



スーパー魚のつゆ

汁の名前も言ってたけど失念


ゴミがところどころに散らばってたり


スーパーゴミ

野菜くずが落ちてたことも・・・


赤い証明で肉を新鮮に見せかけてみたり・・・


スーパー肉の明かり

千と千尋もびっくり



昨日の割引価格が修正されずに次の日まで残っていることなんて日常茶飯事で・・・







あ、いや、全部のスーパーマーケットさんがこういうことを
やってるってわけではないですよ。
ただ、こんなことをやってるところ見つけたよ〜ってニュアンスで受け取って下さいね。



さて、このまま話し続けるのもあれなのでここら辺で置いといて




主人公の井上花子はオンボロスーパーの正直屋を立て直すために色々なことをやるんですけど
その中でも個人的に一番感心したのが、試食会の開催。




客商売っていうのはお客様第一っていうのがモットーです。
でも、そのお客さんの声っていうのは、クレームやお褒めの言葉とか、大抵一方的で
なおかつそれを聞く機会が偶発的すぎて、参考になるものはそりゃああるけど
店の発展のために得られる情報としては満足のいかないものが多かったりすると思うんです。


そこで、店の発展のための情報を得るための方法として、
試食会にお客さんを招待する。

そこでは店員と客が時間に余裕のある話し合いをすることができて、
お客さんからも「ここはもっとこうしたほうがいい」と
いう建設的な意見がもらえたりする。
こういう取り組みって、結構大事だと思うんですね。



スーパー試食会

惣菜試食会



そんな感じでお客様の意見を取り入れながら、店をどんどん建て直していくんですけど、
最後にして最大の障害となるのが、精肉や鮮魚を担当する職人気質の人たち。




彼らは自分達の腕を誇りとしていて、確かに腕は立つんですけど
あまりにも頑固すぎて、逆に店の足を引っ張ってしまってる。


おまけに、こだわりがある癖に、古い揚げ物を丼物にしちゃったり、
和牛と輸入肉のブレンドとか姑息なことは平気でやる。
しかもそれを指摘されると「素人に何がわかる!」の一点張り。
しかも、花子を疎ましく思ってる店長と結託しちゃうから、もう性質が悪い。



スーパー肉加工

平気で肉をブレンドする肉職人、プライドはどうした?



そんなこんなでスーパーの裏事情を暴きながら話は進んでいくんですけど、
全体的には悪い奴等を懲らしめていくという感じの
単純明快、かつ痛快なストーリーです。



欠点としてはラスト部分、物語が急に終わった感じを受けてしまうところ




最後の方でやや長めのカーチェイスがあるんですけど、それのせいで
その後の展開がちょっぴり強引な感じがしました。





後、ややご都合主義的な展開はありますけど、これがないとそもそも話
が進まないので
欠点には含まれないということで






この映画はスーパーでアルバイトをする以前から好きだったんですけど、
はじめてからはもっと面白く見られるようになりましたね。
やっぱり現実のスーパーの裏側も見るようになったからでしょうかね。





ストーリー ★★★ 
スリル   ★★★
オバカ   ★★★
グロ    
スーパーの裏側のリアリティ ★★★★





追記
このレビューを書くためにgoogleで検索をかけてみたんですけど
こちら



どうやら実際のスーパーの研修資料としても使われているようで・・・
これにはちょっとびっくり






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テーマ:映画 - ジャンル:映画

コメント

そうなんですか。スーパーでバイトしていたんですね。リパックとか無いですよね(笑)。伊丹作品としてはボリュームに欠けますが、マニュアル娯楽映画としては一級ですね。

  • 2007/09/01(土) 22:31:20 |
  • URL |
  • nepon #-
  • [ 編集]

>noponさん

さすがにリパックとかはないですけど、古いカツを揚げなおしてカツ丼にするというのはありそうですね。(爆)


全体的にちょっと無駄かなというシーンが多いような気もしますけど、スーパーの裏側を描いたという点では
なかなかあなどれない映画ですよね。

  • 2007/09/01(土) 23:02:43 |
  • URL |
  • かからないエンジン #-
  • [ 編集]

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