2006年 スペイン
監督:ジャウマ・バラゲロ
出演: マカレナ・ゴメス アドリア・コヤド ヌリア・ゴンザレス
【あらすじ】
妊娠をきっかけに新しい住居を探すクララとマリオの夫婦。
ある日、マリオが広告で見つけたアパートを見に行くが、そこは街外れの寂れた所にあり、
建物自体もボロボロで決して良い物件とは言えなかった。
管理人の執拗なセールストークにめまいがしたクララは寝室で休ませてもらうが
そこにはなぜか夫が数日前に捨てたはずの靴と、夫婦の写った写真が置かれていた。
不審に思う二人、だが時は既に遅く、管理人は豹変して二人に襲いかかる。
スペインの名監督達が「恐怖」をテーマにホラー映画を競作する
「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」の一つです。
監督は、「ネイムレス 無名恐怖」や「ダークネス」「機械じかけの小児病棟」のジャウマ・バラゲロ
この二つの作品はまだ未見ですが、機会があれば見ていきたいと思っております。
この作品、ストーリー自体は「気が狂った古アパートの管理人に襲われる」
といった単純なものですが、とにかく展開が早いです。
始まってから15分でいきなり管理人が襲い掛かってきます。
そこから終わりまで息抜きシーンはほとんどなく、一気に突っ走っちゃいます。
もちろんただ追いかけられるだけではなく、意表を突いて反撃したり
いろんな駆け引きがあったり、回想っぽいシーンを入れて観客のミスリードを誘って見たりと
飽きないための工夫が随所になされています。
67分の短編ということもあって、割とサクサク観ることができました。
一番の見所は管理人さん(ヌリア・ゴンザレス)のキャラクター。
本人の話によれば、この人は元々熱心な管理人さんで、この仕事に生きがいを感じていたらしいんですけど
建物の老朽化で住人が出て行ったのをきっかけに気が狂っちゃって、
最初は寂しさを紛らわせるためにマネキンなんかを置いて住人の代わりにしてたんですけど、
やがてそんなことをする自分が狂っていることに気がついたらしんです。
そして、正気を取り戻した彼女は、
自分が素敵だと思った人(主に夫婦)のポストにチラシを入れて
興味を示して見学にきたところを捕まえて鎖とか針金で縛っちゃって
無理矢理ここの住人にしちゃう、というグッドなアイデアを思いついたのです。
こっちの方が狂ってると思うんですけど、管理人さん本人に言わせればまともなんだそうです。
管理人さんが外見の割にちょっぴり強かったり、
ちょっとしたツッコミどころはあるんですけど
この手のホラー映画が好きな人には十分楽しめる出来だと思いますので
あまり期待せず、何かのついでで観るといった感じでご覧ください
ストーリー ★★★ (話はありがちか?展開が早いので観やすい。)
スリル ★★★★(緊張感を漂わせる要素が上手く盛り込まれている。)
オバカ ★ (あまり笑えるところはないと思います。)
グロ ★★★ (痛そうなシーンがちらほらと・・・)
管理人さんのキ○ガイっぷり ★★★★(本当にいそうでいないといった感じで、なかなかのインパクト)
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