【あらすじ】
死霊たちとの激しい戦いの末、中世へとタイムスリップしてしまったアッシュ。
そこでその土地の支配者アーサー王に捕らえられ、処刑されそうになるが
間一髪でピンチを切り抜け、アーサー王を脅し、逆に英雄と崇められる。
贅沢三昧の暮らしを送るアッシュだが、こんな死霊だらけの世界にはいたくない。
賢者に現代に戻る方法を調べさせると、呪われた墓地に眠る死者の書に
その方法が書かれているとのこと
自慢のショットガンとチェーンソー、それにハンドメイドの調合金義手を身に付け
その場所へ向かうアッシュだったが・・・。
サム・ライミによる「死霊のはらわた」シリーズの三作目にあたる作品。
前作「死霊のはらわた2」は最後に驚きの展開がありながらも
かろうじてホラー映画ではありましたが、今作はとてもじゃありませんが
ホラー映画とは呼べません。
ジャンル分けを行うとすれば、おそらく「ロード・オブ・ザ・リング」や
「ナルニア国物語」のような
ファンタジー映画に分類されるのではないでしょうか。
つまり「ロード・オブ・ザ・リング」が強大な力を持つ指輪を巡るフロドと仲間達の
壮大な冒険物語であるのと同じように
この作品も
強大な力(タイムスリップとか)を持つ死者の書を巡る
日用品店店員アッシュ(仲間ナシ)のちょっとこじんまりとした冒険物語なのです。
となると、二つの前作も
勇者アッシュのビギニング的な作品と位置づけることもできますね。
しがない男が化け物達との戦いを得て成長し、ついには世界を救う英雄に・・・・
なかなか感慨深いですね。
さて、そういうわけで今作はいつも以上にアッシュもとい
勇者アッシュの
大活躍が見所です。
数々の戦いを経て成長し、おそらくレベル50ぐらいになった勇者アッシュには
並の死霊では歯が立ちません、あっさりやられてしまいます。
そんな自分の強さに自惚れたのか、今回のアッシュは終始態度がでかくて
アーサー王はもとより助けてくれた賢者にまで「
野蛮人め!」
などという勇者にあるまじき発言を繰り返します。
おまけに新しい恋人まで見つけちゃって、すっかり上機嫌です。
どうやら勇者アッシュは精神的にはまだまだ未熟者のようですね。
精神的な成長を遂げるには自分と戦わなければならない、よく言いいますね。
というわけで、勇者アッシュにも自分と戦わなければならない時が訪れます。
死者の書を探す旅の途中、さびれた小屋で勇者アッシュが出会った死霊の姿、それはなんと・・・・
手のひらサイズのミニアッシュ軍団!ちっちゃいアッシュ達が縦横無尽に小屋の中を駆け回ます。
はっきりいってかなりキモいです。
そのミニアッシュ軍団に言いように翻弄される勇者アッシュ。
やはりまだまだ未熟者のようです。
さらに、口の中にダイビングしたミニアッシュがアッシュの体内で巨大化、そして分裂!
なんと顔、大きさ、動きまでが全て一緒の
偽アッシュまでが現れました。
偽者はヒーローもののお約束みたいなものですが、
サム・ライミもそういったお約束を分かっていたのでしょうか。
その後なんとか偽アッシュを撃退し、死者の書を城へ持ち帰った勇者アッシュ
ところが、アッシュのくだらないミスのせいで死霊たちが復活!
ぐちゃぐちゃの顔になった偽アッシュを指揮官とした軍団が城へと迫ってきました。
そんな時、われらが勇者アッシュはどうしたか!
慌てふためく城の人々に、こんなことを言いました。
「本を持ってくるって約束は果たしたんだから帰してくれ!」自分の分身との戦いは彼を成長へと導かなかったようです。
その後、いろいろあってアッシュも戦う気になり、死霊軍団と人間軍団の壮大な戦いが始まります。
ここがかなり面白い!
なんたって、この手の映画で攻城戦をやっちゃうんですから。
一時期「アレクサンダー」とか「トロイ」とか、古代や中世を舞台にした戦争ものが流行りましたが
その手の予算をたっぷり使った(これも結構使ってると思うんですが)映画での攻城戦に引け
をとらない面白さ。
こんなものを見せられちゃったら、うっかりレンタル用のDVDケースを「SF/ファンタジー」の棚に
置いちゃいそうになります。(できればナルニアとかLOTRとかの隣に・・・)
最近のリメイクブームに乗じて死霊のはらわたシリーズもリメイクするだのしないので
話題になっておりますが、いっそのこと「死霊のはらわた1」をリメイクするのではなく
この作品のみをリメイクしてはいかがでしょうか。
大金を投じて制作された死霊達とアッシュ(ブルキャンはデブになったから誰か似た人で)の
激しい攻城戦・・・・、見てみたいと思うのは僕だけでしょうか。
ホラー映画として見ると椅子から転げ落ちるかもしれませんが
脚本、演出ともに非常に出来がよく、「死霊のはらわた」シリーズのファンであれば
十二分に楽しめる作品でしょう。
ちなみにエンディングは「ディレクターズ・カット版」と「劇場公開版」の二種類がありますが、
僕は後者の方が好きです。
というよりも、前者のエンディングはブラック過ぎてあまり好きじゃないです。
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ベンが一つみたいな使用した?
それでかからないエンジンは幹部っぽいオススメした?
それでかからないエンジンとセガール自身に所属♪
*このエントリは、
ブログペットの「
ベン」が書きました。
きょうかからないエンジンは、ガイドするつもりだった。
*このエントリは、
ブログペットの「
ベン」が書きました。
【あらすじ】
幼い頃から他人と接することなく育ってきたアメリは
人と接することが大の苦手、いつも空想の世界にふけって楽しんでいた。
ある日、アメリの住むアパートの前の住人が残したおもちゃ箱を見つけたことが
きっかけとなって、周りの人を幸せにするいたずらをこっそりと仕掛けるようになる。
そんな中、駅のホームで捨てられた証明写真を集める青年ニノに出会い、一目惚れしてしまう。
なんとかして自分の想いを伝えたいアメリだが、なかなかその一歩を踏み出すことができない・・・。
ジャン・ピエール・ジュネ監督による、ちょっぴりオシャレでブラックなラブロマンス
公開当時は物凄いヒットを飛ばし、一躍アメリブームが巻き起こったと言われておりますが、
その頃の僕はそれほど映画が好きってわけでもなくて、
ハリウッド系の超大作ぐらいしか映画館で観ることがなかったので、
どれほどのブームであったのかはあまり覚えておりません。
でも、これだけは言えます。
映画館で観ておけばよかった!初めてDVDで観た時からもうツボに入りまくって、何回も見ちゃったんですよ。
ジャン・ピエール・ジュネという監督を知ったのもこの作品です。
(「エイリアン4」の監督ということにもびっくりさせられました)
この作品のどこが気に入ったのかと言われると、もうほとんど全部気に入ってます。
温かみのある美しい映像、周りを彩るニクイ小道具、
あえて非現実さを前面に押し出した素敵な演出
全部好きですね。
ストーリーにつきましては、
「内気な女の子が周りを幸せにしながら自分も幸せを掴んでいく。」というのが大まかなあらすじとして紹介されていることが多いですが、これはちょっと違うと思います。
アメリは意地悪な八百屋の主人に対して、ウイスキーに塩混ぜるとか、
スリッパをサイズの小さいやつに交換するとか、
目覚まし時計の時間をずらすとか、もう考えられる限りの嫌がらせを行って、
明らかに八百屋の主人を
不幸のどん底に陥れしようとしています。
まあこれは普段主人に意地悪されている可哀相な店員を助ける為だからいいのかもしれませんが、
録音機をいつも持ち歩いているストーカー男とくっつけられてしまった薬屋のおばちゃんは哀れとしか
言い様がありません。
そもそもアメリは「幸せのいたずら」をするにあたって、
やれ人の家から置物盗み出すわ、やれ人の家の合鍵作ってこっそり侵入するわ、
やれ証明写真の機械壊すわと、ちょっぴりやばいことをしでかしています。
合鍵の偽造と八百屋さんへの嫌がらせなんかはちょっと洒落になんないですよね。
他の登場人物の方々もかなりの変人揃いですが、
アメリのクレイジーっぷりには適わないと思います。
しかし!そういったアメリの
常軌を逸した行動をブラックユーモアとして笑い飛ばしてこそ、
この作品を心から楽しめると勝手に思っております。
だから、先述したような「内気な女の子が〜」という普通っぽい紹介では
「アメリ犯罪しすぎじゃねえか、糞映画!」などという
無粋なツッコミをなさる心の狭い方々が激怒してしまいますので、
「
ちょっぴり不思議系な女の子が周りを幸せにしながら(たまに不幸あり)自分も幸せを掴んでいく」
とした方が良いんじゃないかなって思います。
何か色々変なことを書いてしまいましたが、本当に良い映画ですよ。
「幸せのいたずら」はアメリ自身にどのような影響を及ぼすのか・・・
そこにこの作品のテーマがあります。
終盤、ある人物がアメリに対してメッセージを伝えるシーンは非常に感動しました。
あの人が言うからこそ、物凄い説得力があるんですよ。
「ミーハー向け映画」などという変な印象を持たれている方、是非ご覧下さい。
決してそこらへんの恋愛映画のような安っぽいものではありませんので。
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【あらすじ】
凶暴な男、我妻諒介はとんでもないはみだし刑事、白痴の妹と一緒に暮らしている。
彼はいつも犯人を必要以上に痛めつけるため、上層部の悩みの種となっていた。
部下の菊池と共に麻薬密売人殺害事件の捜査を進めていくうちに、同僚で恩人でもある
岩城が麻薬を横流ししていることを突き止める。しかし、その背後には
この街を牛耳る実業家仁藤と、もう一人の凶暴な男清弘が潜んでいた。
北野武監督の記念すべき初監督作品。
本当は深作欣二監督が手がける予定でしたが、
スケジュールの問題でトラブルとなり、結局武本人が監督となり、
脚本が大幅に書き換えられたのは有名ですよね。
この後北野武監督は世界からも認められる名監督となるわけですが、
その始まりは棚から牡丹餅的な、全くの偶然だったんですね。
もしこの作品が予定通り深作作品として作られていたら、一体どうなっていたでしょうか。
やはり良作にはなると思いますが、ここまで印象に残る作品にはならなかったかなと
僕は思います。
北野映画といえば、キツめのバイオレンス描写、
映画的な展開や台詞をできるだけ排除したスタイルなどで知られていますが、
この作品でも未成熟ながら、そのようなスタイルで撮られています。
例えば、我妻達のグループが犯人を追うシーン
普通の映画だったら刑事達と犯人の全力疾走による追いかけっこの末に
格好良く捕まえます。
しかし、この映画の刑事達は犯人を追跡中だというのに、走るのを止めて
のろのろ歩いて休憩します。
「逃げられちゃったなー、やっべー」って感じで
そりゃあずっと走っていられるわけないですから、休んで当然ですよね。
結局その犯人はどうして捕まえたかというと、我妻刑事が車で轢いちゃいます。
もちろん、故意に。
「おらおらおらー、へへっへへ」とか言いながら
こんな事、今の日本じゃ許されないですよね。
確実に大スクープものですよ。
お昼のワイドショーで
「逃げる犯人を笑いながら・・・・恐怖の暴力警官」とか言われちゃいます。
まあそんなこと言ってたらほとんどの刑事映画の主人公は刑務所入ってなきゃいけないんですけどね。
事の発覚を恐れた上層部がなんとかしてくれたみたいで、
我妻は署長(佐野史郎)からイヤミを言われるだけで済みますが、
当然反省なんかしません。こんな暴力刑事の我妻のキャラクターが、本作の見所でもあります。
この人はどうも
「何か悪いことをしたやつ=人間じゃない=殴っていい」という考えらしく、
犯人に対しては
例えそれが子供であろうがぼっこぼこに殴ります。
もう殺さないのが不思議なぐらい。
というか、本当に殴ってるシーンもあります。
しかし、犯人には鬼のように厳しい我妻刑事も
たった一人の家族である妹に対しては、普通の「優しい兄」として振る舞います。
我妻刑事は確かにアブない人ではあるんですけど、
決して完璧にイカれた狂人ではないんですね。
忘れてはならないのが、白竜演じる組織の殺し屋清弘
この物語のもう一人の主役と言っても良い人です。
この人もまた凶暴な男で、しかもヤクザなわけですから
平気で人を殺します。
ヘマした下っ端を追い詰めるシーン
逃げ場のない下っ端の恐怖がビンビンと伝わってきて、非常に恐ろしいです。
しかし、我妻が妹には優しいのと同様、
ボスの仁藤に対しては絶対的な服従を誓っています。
中盤は組織を潰そうとする我妻とそれを迎え撃つ清弘、二人の「凶暴な男」の対決を描きます。
そしてクライマックス、妹を清弘の部下に誘拐されて
本当にイカれた我妻と清弘の壮絶な撃ち合い
廃工場でのシーンなのですが、外からの光の加減と
緊張感漂う雰囲気が絶妙な具合でマッチしていて、非常に格好よいです。
ハリウッド映画などの走ったり飛んだりしながらの銃撃戦ではなく、
ひたすら撃ちまくるだけの銃撃戦となっていますが、もうこれがものすごく良いんです。
壮絶な銃撃戦の末、勝ったのは・・・・・・?
もうなーんの救いもありません。
ただ一ついえることは、「結局何も変わらなかった」ということでしょうか。
ラストシーン、これはオープニングの1シーンと同じなんですが、
もう後味最悪なんですが、これまたシビれます。
「まさかこいつが・・・・」って感じでね
脚本面で荒い部分もかなりあるのですが、
見るべきところも盛りだくさんな良作だと思います。
なお、本作品の脚本を手がけていた野沢尚さんが
書き換え前のオリジナルに近い形のストーリーを再構築して小説化した
「烈火の月」という本を出されています。
「その男〜」にリスペクトしつつも、我妻や清弘のキャラクターが
深く掘り下げられ、「その男〜」とはまた違った味を持つ作品です。
また機会があればこちらもレビューしたいと思います。
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きょう、おかげへ襲来するはずだったみたい。
*このエントリは、
ブログペットの「
ベン」が書きました。
【あらすじ】
バックパッカーのパクストンとジョシュ、そしてオリの三人は
東ヨーロッパを旅している途中あぶないところを助けてくれた男から
男にとって楽園そのものと言えるホステルがスロバキアにあると教えられる。
疑いを持ちつつも、うきうき気分でスロバキアへ向かう三人組。
途中、おかしな中年の男に会って気分を悪くしたが、例のホステルへ辿り着くと
そんなものはどこかへ吹き飛んだ。そこは酒と女が絶えることなく溢れかえっている
まさしく「地上の楽園」だったのだ。
三人はどっぷりと地上の楽園を満喫し、幸せな時を過ごす。
パクストンは宿泊していた日本人の女の子と知り合う事もできて有頂天だ。
しかしある日の朝、先に部屋へ戻ったはずのオリがいなくなっていた。
フロントに聞くと「チェックアウトした」というが、オリが何も言わずにそんなことをするだろうか。
そもそも荷物は部屋に置いたままなのに・・・。
二人は知らず知らずのうちにこのホステルの闇の部分へ引き込まれていく
「キャビン・フィーバー」のイーライ・ロスがクエンティン・タランティーノとコンビを組んで
作り上げた田舎ホラーの傑作。
僕がこれを観たのは劇場公開されてから大分後なんですが、
なんだかあまり評判が良くなくて、しばらくの間はあまり興味が沸きませんでした。
これを観たきっかけも近くの電気屋でDVDが安売りされていて
「メイキングもついてるなら買ってもいいかなー、安いし」みたいな感じでした。
ところがいざ観てみると、これがなかなかすごかった
そもそもこれに関する批判で一番多いものは
R−18の癖にゴアシーンがしょぼいというものと
残酷だ、気分が悪いというものの二つ
後者については
じゃあこんなもん最初から観るなで済ませるとして
前者の「ゴアシーン」がしょぼいというが少し気になります。
確かに同じ時期のホラー映画、例えば「ディセント」や「ハイテンション」などの方が
直接的な残酷描写は多いです。
この「ホステル」もまあ残酷ではあるのですが、同期に強烈なスプラッターが多すぎて
相対的には「ゴアがしょぼい」と見られているのかもしれません。
「凄まじいゴアシーンが見られる映画」と宣伝されていたのも批判される原因の一つに
なっているでしょう。
しかし、この作品のゴアシーンがダメかと言うと、決してそうではないと思います。
なぜなら、同期のスプラッターがいかに内臓やら何やらを見せることに重点を置いてあるのに対し
この作品ではある程度ゴアを見せつつも、それを受けた犠牲者の感情を
見事に描き出しているからです。
生かさず殺さずの、いつ終わるとも知れない凄まじい拷問を受ける犠牲者
凶器で甚振られて痛烈な叫び声を吐きます、体が痙攣します、汚物を吐きます。
それでもまだまだ終わりません。終わる時は死ぬ時です。何と恐ろしいのでしょうか。
しかも拷問を受けているのは一人だけではありません。
地下室のあちらこちらから
「やめてー!」「ママー!」と悲痛な叫び声が
彼らが拷問を受けている様子はチラッとしか、あるいは全く映りませんが、
非常にゾッとさせられます。
イーライ・ロスはこうした拷問の犠牲者の痛みを
ゴア描写はある程度に押さえ、痛さと叫びの要素を前面に押し出すことによって表現し
何ともいえない不快感を演出しています。
ストーリーも非常に面白いです。
別にネタバレという程でもないのでここに書きますと
「地上の楽園」の振りをしているホステルの正体はなんと
身寄りのない旅人をおびき寄せて捕らえては拷問にかける
謎の拷問組織のカモフラージュだったんです。
ちなみにこの組織は
会員制です。
本部はスロバキアのようですね。
会員になると、世界から集まった旅人の中から好みのタイプ(拷問にかけたいという意味で)を
選び、チェーンソーやスタンガン、ナイフなど、あらゆる拷問器具を使って
犠牲者が死ぬまで拷問できるんだそうです。
ちなみに、この組織の構成員および会員はかなり多いようで、
その力は警察などの公権力にも密かに及んでいるようです。
都市伝説の一つに「とある金持ちの屋敷の地下室では毎晩美女拷問ショーが行われている。」
というものがあります。
「そんな話あるわけがない」とは思いつつも、
「もしかしたら世界のどこかで行われているかもしれない」と考えてしまう時があります。
この作品ではそんな「どこかで起こっているかもしれない恐怖」を
スロバキアの会員制拷問クラブを通じて表現していると思います。
ちょっと良い感じのホテルに泊まってわいわいやってたら、
いつの間にか怪しげな地下室に閉じ込められていて・・・
ゾッとしますね。
拷問クラブに匹敵する怖いものも出てくるのですが、これはネタバレになるので・・・・
拷問だけでなく、サスペンス要素やスリリングな脱出劇、そして逆転劇もあって
短い時間の中で様々なものが盛り込まれた優良ホラーでした。
イーライ・ロスの長編デビュー作「キャビン・フィーバー」や「2001人の狂宴」
あるいは田舎系ホラーが大好きな方、是非どうぞ!
後、三池崇史監督もカメオ出演してます。
この人の登場シーンは妙に不自然で笑ってしまいました(笑)
ちなみに2も既に公開されていましたね。
何でも拷問クラブの内側に迫った内容だとか・・・
あーあ、劇場まで観に行けばよかった。
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【あらすじ】
アッシュとその恋人リンダは森の中の廃屋で古めかしい書物と
テープレコーダーを見つける。アッシュがテープを再生すると、ノウビー教授の解説の後
「死霊を呼び寄せる呪文」なるものが流れ始め、リンダが死霊に取り憑かれてしまった。
死闘の末、リンダの首を切断して撃退に成功したアッシュだが、橋は死霊たちに破壊され、
森林の中に一人取り残されてしまう。
死霊と激闘を繰り広げるアッシュ、そこへ別の道からノウビー教授の娘アニーのグループが
父親を探しにやってきて・・・・・。
スピーディーな展開に優れたカメラワーク、
コメディとホラーを見事に融合させたストーリーが揃った80年代ホラーの傑作、
「死霊のはらわた」シリーズの二作目
これを観なければ
「キャプテン・スーパーマーケット」を観ることができない
という点でも非常に重要な作品ですね。
1作目のレビューより先に二作目のレビューを書いてますが、特に理由はありません。
2の方が内容を良く覚えていて、書きやすそうだったからです。
さて、この「死霊のはらわた2」、2となってはいますが
前回のアッシュとタフネスな死霊との激闘は
なかった事となっており、実質リメイクというべき作品です。
1より先にこちらを観てもなんら問題はないと思います。
このシリーズの見所といえば、やはり主人公アッシュの不幸っぷりにあるわけですが、
今作でもアッシュはかなりハジけてます。
はた迷惑なノウビー教授のメッセージのおかげで
始まって大体三分ぐらいで死霊が襲い掛かってきます。
展開はかなり早いですね。
ここからアニーご一行が来るまでの約30分間はアッシュの一人オンステージとなります。
見えない死霊やら、死霊化した恋人(首と一緒にダンスを踊る)やら、その生首やら、
しまいには
死霊化した自分の手首やら色々なものと死闘を繰り広げます。
このうち、死霊化した恋人の体を除いては基本的に敵の姿が小さい、あるいは見えないので
傍から見るとアッシュが
一人芝居をしているようにしか見えませんが、本人は至って真剣です。
特に、台所で自分の手首と戦う様子はどうみても
キ○ガイのアッシュが自分で自分の頭をお皿やら何やらで何回も殴っているようにしか見えず、
黄色い救急車でも呼んでしまいそうになりますが、
本人は
その腕を切断しちゃうほど真剣なので誤解なきよう。
そんなこんなで後半戦、アニーご一行が到着します。
一時は両親殺しの疑いをかけられてリンチされたりもしましたが、
死霊のおかげで和解し、
前作同様、皆で死霊と
キャーキャーいいながら死闘を繰り広げます。
地下室の扉から顔を出す死霊や襲いかかる草木など、
前作を彷彿とさせるシーンがあるのも面白いです。
というよりこの映画、最初っから最後まで前作のシーン再現がてんこ盛りなんですけどね。
前作と比べて頼れるナイスガイとなったアッシュも奮闘しますが、
いかんせん他の方々が
バカなので、一人ずつ丁寧に
死霊のえじき(byロメロ)となっていきます。
ちゃっかりアッシュも死霊化しますが、
愛の力などという
ふざけたものでなんとか助かります。
その後、死霊を退治する呪文の書かれている「死者の書」を
死霊の徘徊する地下室へ取りに行く為、アッシュは
パワーアップします。「オレはランボーだ!」と言いたげに
切断された右腕にチェーンソー、
左腕にショットガンを装備したアッシュ。
その姿はふざけているのか真面目なのか分からないぐらいすごい
ホラー映画界に燦然と君臨するアクションヒーロー誕生の瞬間です!
とは言っても相変わらず死霊に翻弄されまくりで
あまり強くなってないように見えるのは気のせいでしょうか。
そんなこんなで一悶着あった後、文字通り
ぶっ飛んだ結末を迎えちゃいます。
初めて観たときはお茶を吹き出しました。(本当に)
ちゃんと伏線が張られているところがもうツボで・・・・(笑)
これで続編が出なければある意味伝説となったかもしれません。
(いや、充分伝説になってますけど)
これを当時劇場で観た人の感想を是非聞かせていただきたいです。
「一作目とどちらがいいか?」といわれると、僕はこっちですね
内容的にはほぼ互角なんですけど、あのエンディングで爆笑した覚えがあるので

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なかなか楽しめる映画でした。
でも、ちょっと期待はずれだったかな・・・?
全編に渡りデジカメを使用したドキュメンタリー形式で
NYを襲った「あれ」の恐怖と、それに巻き込まれてパニックに陥る人々を描いた映画。
「あれ」が襲来し、人々が逃げまとうシーンの臨場感はすごいです。
観てるこっちまで人ごみに押されて無理矢理押し出されてるような錯覚すら覚えます。
限られた短い場面の中でも周りの人々を映すことによって、パニックがどういったものかを
リアルに伝えているのも良いですね。
ただちょっと残念なのは、中盤あたりで主人公チームが群集とは別の所へ行っちゃって、
そこからはほとんど数人+軍人とかだけで話が展開していくこと。
怪獣映画にドキュメンタリー形式を取り入れたからには、いかにも自分が群集と一緒に
逃げ惑っているかのような臨場感溢れる映像をやってくれると思っていたんですが、
そういったものは割と少なめでした。
普通のTVドラマや映画のように、主要な人物を中心として動いているのを
ただ単にデジカメを通した主観視点で撮りましたって感じで、
どうもそのあたりの下りは「ちょっとだけ金のかかったブレア・ウィッチ・プロジェクト」
のような印象を受けてしまいました。
後、「あれ」から生まれたのか、寄生しているのかは分からないんですが、
なんか蜘蛛っぽい生き物(なぜか「84ゴジラ」のショッキラスを思い出しました。)もいらなかったと思います。
余計な小物はいらないので、やっぱり「あれ」の恐怖のみをじっくりと撮っていただきたかったです。
いや、でも決して悪いわけじゃないんですよ。
怪獣の見せ方も結構良いですし、最後の終わり方なんかゾクッとしましたしね。
ただ、何かが足りないなあと感じました。
何が足りないのか、僕のような無知な人間には感覚でしか分からないんですけど。
「もう一回見たいか?」といわれても、もういいかなって感じ
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【あらすじ】
刑事ジーノの同僚ボビーが妻子の目の前で射殺された。
犯人はジーノとボビーの幼馴染リッチー。ヤクにおぼれた彼は
今や手のつけようのない悪人となり、ところ構わず暴力の限りを尽くしていた。
ジーノは自らの手で友人を仕留めるためリッチーを執拗に追跡するが、
リッチーの所属していたマフィアもまた、リッチーを探し出して殺そうとしていた。
セガール作品では「沈黙の戦艦」などのいわゆる沈黙シリーズ(エセ含む)が有名で、
「セガール作品のタイトルには必ず”沈黙”がついている」と思われがちですが
そうではないものも結構あります。
今回ご紹介する「アウト・フォー・ジャスティス」もそんな作品の中の一つ。
「アウト・フォー・ジャスティス」はデビュー作の「刑事ニコ 法の死角」から数えて四作目のタイトルです。
制作されたのは1991年、代表作「沈黙の戦艦」の一年前ですね。
この「アウト・フォー・ジャスティス」はいつも通りというべきか、
セガールは全くと言っていいほどピンチになりません。
敵に一発貰ったとか、そういう些細なシーンの合計時間を全部足しても
30秒すらいかないと思います。そんな調子だと「ピンチにならないと面白くないじゃないか!」
と言われてしまいそうですが、そんなことはありません。
その分
爽快感バツグンのセガールアクションが思う存分楽しめます!
最近のセガール映画はセガール自身にやる気がないのか
スタントマンと無意味なスローモーションばかりであまり面白くありませんが、
この映画が撮られたのはセガール全盛期の91年ですから、セガールもやる気満々!
ザコどもの腕をへし折っては投げへし折っては投げ、ものすごーく痛そうだけど
観る分にはものすごくすっきりするアクションを魅せてくれます。
ストーリーもなかなか面白いですよ。
セガールらしくてセガール扮するジーノ刑事はもう物凄く強いもんだから、下手に逆らおうとする人はいません。
リッチーの所属していたマフィアも出てくるんですけど、
ジーノとは戦いません。普通はジーノと戦いになって
あっさりと壊滅させられそうなものですが、
幸い大まかな目的が同じなことと、幹部の一人がジーノの幼馴染であったため、
序盤に「俺の邪魔をしたらどうなるか知らんぞ」と
脅迫されるだけで済みます。
マフィアの皆さんもジーノが物凄く怖いので、
以後はあまり話の中に登場しなくなります。忘れた頃に友達の幹部やら下っ端やらがちょこっと出てくるだけです。
どうやらジーノの住む町の権力の強さは
ジーノ>>>>>>>>>>>>>>>警察=マフィア>>>>他となっているようです、すごい町ですね。
さて、マフィアをも屈服させたジーノはもう我が物顔で大暴れします。
敵役リッチー(ウィリアム・フォーサイス)も何人か殺しちゃったりしますが、
それを確実に上回ると思います。例えば、リッチーの弟が運営する酒場を訪ねるシーン。
ご機嫌斜めなジーノはリッチー弟とその常連の無愛想な態度にぶち切れ、
突然
「この店は麻薬取引の温床になっている!」などとのたまい
客を一列に並べて取調べという名の拷問を始めようとします。
リッチー弟は否定しますが、ジーノはこの町で
一番エライ人(いろんな意味で)なので
そんなことは聞こうともしません。
客を突き飛ばすわ、グラスを叩き割り始めるわ、しまいにゃ天井に拳銃ぶっ放すわ
乱暴な行為に出ます。
リッチー弟は仕方なく常連さん達と協力してジーノを止めようとしますが
当然の如く返り討ちにあい、店は営業停止もののダメージを与えられ、
本人も鼻をへし折られてしまいました。
さて、どちらが悪いのでしょうか?
リッチー弟の態度は悪かったのかもしれませんが、
ジーノの質問には悪態をつきながらもしっかりと答えています。
常連さん達もジーノが暴れ始めてからしばらくの間は
「このやろう!」と殴りかかろうとすることもなく、無抵抗な状態でした。
反撃に出たのはジーノが天井に拳銃をぶっ放し、「誰か俺を倒してみろ!」と
挑発したからです。
しかも、拳銃をぶっ放した時、リッチー弟は「上に人がいたらどうするんだ!」と
上の住民の心配までしています。
この映画を見る限り、リッチー弟の酒場の人は
いい人達です。ちょっと人相が悪いけど、いい人達です。
それに引き換えジーノはどうでしょうか。
取調べの根拠とした「この店は麻薬の温床となっている!」には
もちろんこれといった根拠はなく後のシーンで真実だったというようなフォローもありません。
常連さん達が襲い掛かってきたのも、先にジーノがグラスを叩き割ったり
客を突き飛ばしたりしたからです。
明らかにジーノの方に非があります。普通だったらとっくに刑事の職を追われても仕方が無いのですが、
先ほども言ったとおり、ジーノは
警察よりもエライので
そういったこともありません。
こんな感じで、ジーノがリッチーを追い掛け回しながら
多数の人々(特にリッチーの関係者)に危害を加えていくといった感じで
ストーリーは進んでいきます。
セガールが周りの迷惑もお構いなしに縦横無尽に暴れまわるこの作品を
僕はセガール版「その男 凶暴につき」すなわち
「その男 セガールにつき」だと認識しています。
すいません、ちょっと受け狙いで書きました移民問題だのいろいろなテーマがあるようですが、
いかんせん
セガールの理不尽な行動の前では霞んでしまいます。そして、いよいよ迎えたリッチーとの対決!
どちらが勝つかなんて
言わなくても分かりますよねはい、もうぼっこぼこのぼっこぼこです。
「暴走特急」のベンなんかもぼっこぼこにされましたが、
あっちは一応戦闘のプロなのでそれなりに張り合ってました。
しかし、今回のリッチーは
ただの薬中デブなので
神のごとき強さを持つジーノには手も足も出ません。
ボッコボコのボッコボコのぼっこぼこのぼっこぼこのぼっこぼこです。もしかすると、セガール映画で一番ボッコボコにされた人なのではないでしょうか。
リッチーもかなり頑張って
1秒ほどセガールをピンチにするのですが、
全く以って無駄な努力でした。
まあ、色々とツッコミどころも多い作品なんですけど、
僕はこの映画
大好きですね。「沈黙の戦艦」や「暴走特急」と同じぐらい
とにかくキレのあるセガールアクションがスカッとします。
ラストシーンもものすごく爽快感があってかなり良い感じなんです。
何か嫌なことがあってイラッとしたときには
ジーノとリッチーの対決シーンを観て気分をリフレッシュすることにしてます。スカッとしますよ、本当
ちなみに、この映画は「オンデマンドTV」の「好きな映画ランキング」の
「洋画・アクション部門(正式名称よく覚えてない)」で
3位にランクインしたことがあります。
ちなみに一位は
某ダイハードハゲオヤジが
「これ以降はもう二度と組みたくない」って言ってた監督の隕石映画でした。
二位は忘れましたけど、同じくハリウッド系の超大作だったと思います。
これって結構すごいと思いませんか?
昔のB級映画、それもあんまりストーリーも良くない、
アクションだけが取り柄だとか言われている映画が最近のアクション大作と並ぶなんて
もちろん、
ランキングが三位までしかなかったというのではありませんよ(本当に)
後、
しょうもない映画しか配信されてなかったというのも違います(本当に)
このランキングを「オンデマンドTVガイド」(名前忘れた)時は嬉しかったですね。
自分の好みが珍しく大勢の人と合ってるって感じて
色々なことを書きすぎてめちゃくちゃ長いレビューになってしまいましたが、
セガール映画が大好きな方、この作品は本当にオススメです。
DVDもかなり安くてお得ですよ!
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【あらすじ】
とある古い館の清掃アルバイトを引き受けた六人の若者
偶然にも悪霊復活の儀式の方法が書かれた書物を発見してしまう。
そして、これまた偶然にもその儀式通りの行動をしてしまい、悪霊が復活してしまう。
次々と悪霊の餌食になる若者達、果たして生き残れるのか!?
各所で色々叩かれたり褒められたりしているゾンビ映画
今更ながら、僕も観てみました。
全体的な感想を言えば、ボロクソに言われるほど酷くはないと思いました。
まず、特殊メイクがすごい
「エイリアンVSプレデター」の特殊メイクスタッフが関わっているらしいのですが
この手の超低予算ゾンビ映画にしてはかなりの出来栄えです。
ただただ内臓やらなんやらを引っ掻き回すだけではなく、
それなりに凝った殺害シーンもいくつかあります。
これを観るだけでもレンタルする価値はあると思います。
(ただし半額で)ストーリーの方は、はっきり言って劣化版「死霊のはらわた」
「キャーゾンビよ!どうしましょう!(ドタバタ)」ってノリです。
死者の書モドキも出てきますし。
でも、それほど酷い話ではないと思います。
いや、そりゃあ「良いか?」といわれれば、
間違いなく「良くない」と答えるんですけどそれなりに笑ってしまうような箇所も結構あります。
特に、唐突に始まる
旧ゾンビと新ゾンビの見分け方や
クライマックスでの
悪霊のボスとの掛け合い漫才には笑ってしまいました。
特に酷評されている
吹き替え版の台詞もチェックしてみましたが、
登場キャラの内二人がなぜか
九州弁と関西弁で
「外人が九州弁喋ってたら面白いばい?」なんてことをのたまったり、
とあるシーンでそれまで普通に喋っていた人物が突然
「トゥギャザーしようぜ〜」と
流行最先端のフレーズをまくしたてる以外は
至って普通でした。(本当に)
正直に言うと、酷い吹き替えをネタにしてあざ笑っちゃおうかな、なんて思ってたので
ちょっぴりガッカリしました。
まとめますと、この作品が
アメリカでは劇場公開されたという事にさえ
目をつぶれば、それなりに楽しめる出来だと思います。
あくまでも
超低予算映画として観ればですけど
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