うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第六十七回映画レビュー「ザ・ネスト」

ザ・ネストザ・ネスト
(2000/12/21)
ロバート・ランシング

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【あらすじ】
科学団体インテックの研究員ハーバードの遺伝子実験の産物として
生まれた突然変異のゴキブリ。奴らはゴキブリでありながら
組織的な行動を取るだけの知恵を持ち、
更には殺虫剤に対する免疫まで持ち合わせている。

奴らに狙われたのは小さな島のとある田舎町!
保安官リチャードとその恋人エリザベスは生き残れるのか!







はい、もうジャケットを見ていただくだけでどういう映画か一発で分かりますよね。




そうです、あれの映画です。




僕の大ッ嫌いなゴキブリちゃんの群れが人を襲う映画です。






この映画は1988年、かのB級映画の帝王ロジャー・コーマンの妻
ジュリー・コーマンによって作られました。(夫婦揃ってなんて人達なんでしょう。)



この映画に登場するゴキブリは全て本物です。

本物のゴキブリちゃんがそりゃあもうワラワラワラワラワラワラワラワラワラと出てきます。

よく、「あの映画は観る人を選ぶ」と言いますが、
健康上(主に心臓への影響)の理由から観る人を選ぶ映画って結構めずらし・・・くないですね。





ストーリー展開は、この手の映画の王道といった感じ。
勇敢な主人公と、イザという時には頼りになるヒロインと、オチャラケ役の害虫駆除業者、
ヒロインの父親で、インテックと島の発展の板ばさみで悩む市長、
そして、ゴキブリが大好きな女科学者(すっごい嫌なやつ)

勘の良い人には誰が死んで誰が生き残るかが簡単に分かる構成となっております。




さて、序盤のうちは一匹ずつだったり(それでも嫌だけど)、主観視点で姿を見せなかった
ゴキブリちゃんですが、大体30分を過ぎたあたりからワラワラと群れ始めます。

トイレのタンクのなかにぎっしり詰まっていたり、
寝ている人が足につけてるギプスの隙間から入り込んで齧っちゃったり
そりゃあもう観ているだけで気分が悪くなってきそうなシーンばかり
特にギプスから入り込んでくるやつなんか、思わず足がかゆくなってきます。

個人的に一番キツかったのが、気の強い食堂の女主人が店に入り込んできたゴキブリを

電子レンジで”チン”したり(中でゴキブリ爆発)
フライヤーでカラリと揚げちゃったり
ミキサーでミルクと一緒に混ぜちゃったり



アメリカは動物愛護団体が熱心だと聞いておりますが、
果たして、ミキサーでグルグルかき回されるゴキブリに抗議する愛護団体はいるんでしょうか。









ゴキブリに囲まれた絶体絶命の状況における人間の葛藤なんて
訳の分からないものさえ求めていなければ、充分観る人の期待に応えられている映画だと思います。



人によっては
「ブレインデッド」以上のグロテスク映画になると思います。

少なくとも、僕はそう思いました。
ああ、足がカユくなってきた・・・・・。




この映画の教訓
ゾンビ100匹より、10匹のゴキブリが映る方が怖い





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