お金に少し余裕ができたので、前から気になっていた
この作品を観に行きました。
さすがはリドリー・スコット、安定した面白さです。
大規模なアクションシーンはなく、デンゼル・ワシントン演じる黒人ギャングのフランクが
NYの影の支配者になるまでの様々なエピソードと
ラッセル・クロウ演じる真面目な警察官リッチーが
麻薬捜査チームのボスとなってNYの麻薬組織の”頂点”に立つ人物を探る過程を
描いたクライム・サスペンスです。
最初のうちは全く無関係であった二人の人物の距離が
次第に縮まっていくところが面白いですね。
特に、クライマックスでの怒涛の捕り物劇はなかなかスリリングで
見ごたえがあります。
フランクはファミリーに優しく、ギャングらしくない質素で堅物を送っていて
一見”良い”人のようですが、そういったことが描かれているシーンに
彼の売る麻薬でおぼれていく人々の様子が随所に挟まれており、
彼の二面性が上手く表現されています。
職務には非常に真面目でリッチーも
自身の女性問題が原因で妻と離婚調停の真っ最中。
仕事に真面目な人が私生活も真面目とは限りませんね。
彼ら二人の主人公の他に、もう一人「三人目の主人公」と呼べる人物がいます。
それはジョシュ・ブローリン演じるトルーポ刑事。
彼は捜査で押収した麻薬の純度を落として新たに売買する悪徳刑事。
傲慢な性格で、二人の主人公に対して色々な面で立ちはだかります。
フランクに対しては麻薬の利益を横取りするために、
リッチーに対しては自分のシマを荒らされないようにするために、
執拗につきまといます。
それがまたいい感じに面白さを増してくれてるんです。
この映画の中で最も上手く立ち回っていた人物
そんな彼が最後にどうなったか、このあたりも注目です。
決してつまらなくはなく、むしろ面白いというべき作品なのですが、
いまいち新鮮味に欠けたのが惜しいところでした。
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