うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第五十五回映画レビュー「サスペリアPART2 紅い深淵」

PROFONDO_ROSSO PROFONDO_ROSSO
デビッド・ヘミングス (1998/10/25)
ハピネット・ピクチャーズ
この商品の詳細を見る






【あらすじ】
欧州超心霊学会の会場では、超能力者のヘルガが
客の身分や持ち物を見事に言い当てていた。しかし、突然ヘルガが
「この中に人を殺したことのある者がいる!」と騒ぎ出し、会場は大混乱となる。
その後、ヘルガはアパートに忍び込んできた何者かの手によって惨殺されてしまう。
犯行当時、たまたま現場の近くにいた音楽家は犯人を目撃、そのことで
気の強い女性新聞記者のジャンナにしつこく追い掛け回される事となる。
事件当日の状況に妙な違和感を感じていたマークはジャンナとともに
独自で捜査を行うが、ある夜、どこからか流れてきた不気味な子守唄と
謎の声による脅迫を受ける。
マーク達はそれにもめげずに捜査を続けるが、
それをあざ笑うかのように惨劇が繰り返される・・・





ダリオ・アルジェント作品の中でも一際高い評価を誇る作品。
「シャドー」や「サスペリア」等に並ぶ傑作だと言っている人も多いです。




「サスペリア PART2」なんて邦題が付けられているのに
実は「サスペリア」とは無関係どころか、「サスペリア」よりも
前に制作されたというのは有名な話。




というわけで、アルジェント作品の中では
やや初期の部類に入るわけなんですが、その内容は
これ以降の作品と見比べてみても全く見劣りしていません。
いや、他作品と比べて勝ってる所も結構あるかも


「そんなものじっくり撮ってどうするんだ!」
思わずツッコミを入れたくなるほどくどいカメラワーク、

監督本人の熱演による殺人鬼の手の動き、

そして、血まみれ残酷描写がいつも通り盛りだくさん!




残酷描写、特に殺害シーンでは、他の作品に比べて
殴ったり叩きつけたりといった打撃系の攻撃によって
被害者を痛めつけるといったシーンが多めなのが面白いですね。




そして特筆すべきは、物語終盤で明かされる衝撃のトリック!

アルジェント作品はラストのオチが酷いというのが
あたかも世間一般の常識であるかのように言われておりますが、
この作品においてはそういった声が少ないようです。

主人公マークが犯行当時の現場で感じたものがトリックのヒントになっているんですが、
これは全く気が付きませんでした!



↓ここからネタバレ(映画を観た後で読んでくださいね)

トリックというのは、犯人が鏡を利用して
自分の姿が絵の一部であるかのように見せかけて隠れていたというもの
だったんですけれど、問題のシーンをよく見てみると、確かに犯人が鏡に映りこんでるんですよ。
僕が最初に観たときもそっちの方に目がいったんですけど、「ああ、やけにリアルな絵だなー」
って思っちゃって、まさかあれが犯人だとは思いませんでした。


↑ネタバレ終わり




そして忘れちゃいけないのがジャケットにも出ている不気味な人形
とあるシーンで何の脈絡もなく突然出現するその姿は
凄まじいインパクトがあります。
ストーリーとは全く関係がないところも素敵ですね。





ただ、レンタルなどでよく見かけるのが
未公開シーンを追加した、いわゆる「完全版」というやつでして、
前に僕が見たのもそれなんですけど
どうもこのバージョン、無駄な部分が多すぎて少しダレてきます。

息抜きを狙ったと思われるコメディシーンがちらほらとあるんですけど
個人的にはあまり面白くないと思いました。
そういったシーンも含めて約120分というのは
サスペンスホラーとしてはちょっと長すぎな感がありますね。
機会があれば通常版も見てみたいです。



全体的な出来は良いのですが、
個人的はサスペリアの方が好きかな?





ストーリー ★★★★
スリル   ★★
オバカ   ★★
グロ    ★★★★
人形の無関係度  ★★★★★





よろしければ、クリックしてくださいね
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ