うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第五十四回映画レビュー「恐怖!キノコ男」

【あらすじ】
植物学者サイラスの作った薬品が原因でキノコが進化し、人食いの化け物になった。
ペンション「森の隠れ家」の住人はキノコ達に立ち向かうが・・・・








B級映画大好き!さんのブログのレビューを読んで観てみたくなったのでレンタルしてきました。

本当はやっぱりやめとこうかなって思ったんですけど、一応ホラー映画好きを自認しているのであれば
こういったちょっぴりアレな映画にも向かい合わなければならないので、勇気を出してみました。




B級映画大好き!さんのレビューからある程度の内容は理解していたのですが、
どうやら甘かったようです。僕の予想を遥かに上回る出来でした。
勿論別の意味で



映像は最悪です。
どうみてもご家庭のホームビデオで撮ったとしか思えません。
演出もド下手、おそらく自宅にあった適当なPCソフトを使ったのでしょう。
無意味にデ・パルマカットをしたりしますが、全然格好良くありません。
というか、演出以前に効果音がズレまくってます。



役者は演技なんてこれっぽちもしてません、全て棒読みです。
しかも台詞の途中でニヤけたりしてます。
時々有名な俳優の似てないモノマネなどを
していると思われる時がありますが、あれを演技と呼ぶのであれば
俳優という職業はいらないと思います。





ストーリーなんてあったものではありません。
登場人物の一人が変わった病気という設定なんですが、
数時間置きに薬を飲まないと人体発火を起こす病気の人なんて初めて聞きました。
しかもその設定が生きてくるのは終盤の1シーンだけ、
不発弾を隠し持ってるという設定にした方がよっぽどマシです。

登場人物の一人が予知能力を持っているようなそぶりを見せるんですが
序盤に二回ほど出てきただけで、後は影すら見せません。
これに関してはそもそも入れる必要がなかったと思います。



そして極めつけにしてこの作品の唯一の取り柄(?)が人食いキノコ





どうみても人形にしか見えないんですが、映画の中で
キノコだキノコだと言われているのですからキノコなんでしょう。

中盤、このキノコが巨大化の上増殖し、大暴れします。
勿論主人公側も負けじと、どこからか銃を取り出してキノコ達に立ち向かいます。



そしてそこからは怒涛のエンターテイメント溢れるアクションが始まります。



簡単にまとめると・・・CG丸出しのキノコと着ぐるみキノコ(一度に数匹しか出ない)の群れを相手に
へっぴり腰でこれまたCG丸出しの弾を撃ったり、ハリウッドのアクションスターの動きを
三倍ぐらいスローモーションで動かした方がまだ早い殺陣を駆使した
見ているだけで力を奪われてしまいそうなヘロヘロアクションが
なんと十分以上!合計して十分じゃないですよ、一度のアクションシーンが十分!






アクション大好きの僕としても、普通は嬉しい事なんですが、
この作品に限ってはどうもそうはいかないらしくて
ついつい早送りしてしまいました。

とは言え、このヘボヘボアクション、いやこの映画全体が醸し出す
例え様のないユルさは特筆すべきものだと思います。
うっかり早送りボタンを押してしまったのは、僕の精神が
あふれ出るユルユルパワーに勝てなかったからでしょう、多分。




一目で監督の家族だと分かる人物が出演しているのも
このユルさを強化しようとする監督の意図なんでしょう、多分




どう見てもリボルバーアクションの銃なのに
弾が六発以上打ち出されていたり、
そうでない銃でもマシンガン張りに弾が打ち出されているのも
きっとそうなんです。



冒頭で行われている実験が小学生の理科の実験と大して
変わらなさそうなのもそうです、多分。





ああ、なんだか急に疲れてきました。
キーを打つことすらダルくなってきたようです。
どうやら観てはいけないものを観てしまったのかもしれません・・・・。





ストーリー
スリル
オバカ  測定不能






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