うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第四十九回映画レビュー「えびボクサー」

えびボクサー えびボクサー
ケヴィン・マクナリー、ペリー・フィッツパトリック 他 (2004/01/09)
パンド
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【あらすじ】
すっかり生きがいを無くしてしまっていた中年男のビルは、ある日友人から
全長2メートルの巨大エビと人間とのボクシング試合で一儲けしようと誘われる。
そしてビルは大金をはたいて巨大エビ、ミスターCを購入。
知り合いのアマチュアボクサー、スティーヴとその恋人ジャズと共に
ミスターCをテレビ局に売り込むため奮闘する。





今日サンテレビ(関西地方のローカル局)でやってました。
もちろん、ノーカットで
全国ネットの映画番組では超大作がズタズタにカットされまくって
内容すら分からない状態にされることすらあるのに、
なんという扱いの良さでしょうか。

ちなみに、来週は「刑事ジョー ママにお手上げ」だそうです。
僕のトラウマ映画の一つでもあります。

どんな映画か知りたい方は「スタローン オムツ」で検索して下さい。
(気が向いたらレビューします。)




で、この「エビボクサー」、タイトルからも分かるとおり
巨大なエビがボクシングをする映画です。
すごく単純ですね。




勿論これはバカ映画です。
エビがボクシングをするというんですから、シリアスな映画になる訳がございません。

巨大エビ、これまた勿論ハリボテです。
妙に良く出来ているのがニクいです。

このエビさん、エビの癖にして物凄く強いんです。
パンチ一発で人間を文字通りぶっ飛ばします。
しまいには壁すら壊しちゃいます。
威力が場面によって曖昧なのが素敵です。




こーんなエビが登場するんだから、バカ映画以外にふさわしい言葉が見つかりません。




でもね、この映画は確かにバカ映画ですが、
意外と良く出来たバカ映画なんですよ。



「えびボクサー」なんて出落ち必須な邦題を付けられちゃってますが、
これが出落ちになってないんですよ。

ヒドい映画だと、最初に目玉というべきシーンが早々と映し出された後は
ずーっとそれが出てこないとか、退屈なシーンの連続だとか、
そういった悲惨なものが多いんですけど、この映画はそうじゃない。



肝心のえびボクサーが登場した後でも、
エゲレス流のウィットに富んだ小ネタが所々に挟まれていて
これが中々笑えます。
エロシーンもやたら多いんですけど、どっかのC級映画諸々のように
ただサービスでやってるんじゃなくて、そういったシーンでもしっかりユーモアをとってます。




エビを売り込もうとする三人の登場人物のキャラも中々良い感じです。


この三人はそれぞれ不満だらけの人生を送っているんですが、
えびボクサーに振り回されているうちに、そういったものが次第に解消されていくんですね。
なかなかハートフルな部分があります。
特にオーナーであるビルはえびボクサーとの間に熱い友情が芽生えます。
人間とエビとのフレンドシップなんて、この映画ぐらいではないでしょうか。


そんなビルとは正反対に、周りの人間はえびボクサーを化け物扱い
どこへ行っても「汚い、醜い」の罵声を浴びせられます。
とにかく嫌われます、なぜなら彼がエビだから


しかもこのまま試合に出すと、数十人の男によって
殺されるという展開になっていることが発覚!


ビルの友情パワーがそんなことを許すはずがありません!
見世物にしようとしていた自分を恥じ、えびボクサーを救い出そうとして試合会場へ・・・


「エビと人間との友情」がこの作品のテーマの一つであることは間違いないでしょう。





まあ、基本はバカ映画なんで、それほど深いお話しではないんですけれど、
似たような映画の中ではバカなりにちゃんとストーリーがある方かなと思います。




あまり期待を持たず、半額レンタルなどの時に鑑賞なされるのがよろしいかと。
まあバカ映画に期待してる人なんていないとは思いますけど






ストーリー ★★★
スリル   ★
オバカ   ★★★★
グロ    ★★
エビのパンチ力の曖昧さ ★★★★




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