ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンの
事件三日前からの動向を、淡々と描いた作品です。
この作品ではチャップマンの「矛盾」した心理が強調されています。
さっきまで喜んでいたかと思えば些細なことで急に怒り出し、
役者は嘘つきだから大嫌いと言ったのに、自分はジョン・レノンファンの
「フリ」をしていると自分に言い聞かせ、それにも関わらずジョン・レノンを心から
崇拝しているのに、その一方では・・・・・・。
殺害の動機も「ライ麦畑でつかまえて」と「ジョン・レノンと」いう
多くの人々に大きな影響を及ぼした二つのモノに板ばさみされたことが原因でした。
どちらがより正しいのか悩みぬいた挙句、
彼は「ライ麦畑でつかまえて」の方へと傾いた、この映画ではそう解釈しています。
(チャップマン自身の発言が二転三転しているので、本当のところはどうか分かりっこないのですが)
そしてジャレッド・レトーの怪演
前情報無しでこれがジャレッド・レトーだと分かった方はいるんでしょうか?
顔つき、喋り方が全く異なります。
精神不安定なチャップマンを十二分に演じきっておりました。
良い映画と言えば良い映画なのですが、
今一つストーリーが物足りないようにも思えました。
チャップマンの動向についてもう少し掘り下げることもできたのではないでしょうか。
何らかのエンターテイメント性を求めて観る映画ではないですね。
よろしければクリックしていってくださいね


