
オヤジの映画祭パンフレット
三本全てをタダ券無しで見るのは精神的にも金銭的にもかなり辛いと思う。頼むよホント・・・
第二弾、「沈黙の激突」が酷い出来だったので
タダ券を持っているにも関わらず
「電車賃すら勿体無いし行くのやめちゃおうかな?」とも思いましたが
ブログのネタの為にも行ってきました。
今回のセガールは愛する息子をギャング団に殺され、
復讐に燃える父親。
始まって数分のところで、ぶくぶくのセガールフェイスのドアップが
画面一杯に広がったのを観て、ああ、今回も駄目かなといった
軽い絶望と慣れを混ぜ合わせたような感覚を覚えました。
と・こ・ろ・が
この考えは大きく裏切られてしまいました。
どちらかと言うと、良い意味で
今回、アクションシーンはかなり多め
相変わらずアップ&全体が見えていても暗闇でのアクションが多いのですが
今までのセガール作品や、前作「沈黙の激突」なんかでも
散々使われていた糞ったれスローモーションが全然かからない!
編集の人が上手いのか知りませんが、
スピーディーで爽快感を味わえるアクションとなっております。
(パンフレットによれば、「ロッキー」のスコット・コンラッドという人が編集担当のようです。)
しかも、アクションシーンの半分以上がセガール本人によるもの!
アクロバティックな動きを求められるシーンならいざ知らず、
最近の作品は敵を殴るシーンにもスタントマン、
酷いときには極々一部を除いてほぼ全てのシーンがスタントマンによるアクションという
絶望的な状況の中でこれは嬉しい!
相手を徹底的に痛めつけるセガール拳が久々に堪能できます。
首折りもたっぷりあるよ
「刑事ニコ 法の死角」や「アウト・フォー・ジャスティス」などの
初期作品を思わせる話の内容もファンにとっては懐かしい感じ。
セガールが珍しく生命の危機に陥ったりと
意外な展開も所々に散りばめられていて、退屈はしません。
これまた最近の作品では「セガールの俺様ショー」といった感じで
主人公のセガールとヒロインとラスボス以外、
酷い時にはラスボスまでもがロクなキャラ設定も無さそうな
没個性な人達ばかりだったのですが、
セガール以外の登場人物もそれなりに良く描かれています。
(あくまでもそれなりにですけど)
セガールに協力しながらも何かを隠している感じの黒人情報屋や
経営しているモーテルにセガールを泊めたばかりに
店を無茶苦茶にされてしまう世話好きのお姉さん。
アクション映画大好きなギャング団のボスなど、
クセのある人達がいい感じのB級映画風味を出してます。
でも、決してセガールの出番が少ないというわけではありません
今回のセガールはいつにも増してやたら暴力的。
既に戦意を喪失した敵を車のボンネットに叩きつけるといったことは当たり前。
勝手に人様の家に侵入するわ
一般人の癖に発信機を設置しまくるわと
良い意味で法権力をも恐れぬやりたい放題ぶり。
ここらへんの暴れっぷりも、初期の作品を彷彿とさせますね。
お気に入りのシーンは終盤、
敵のボスとその仲間がアジトとして使っている倉庫の中で、とある事から揉めあいになります。
彼らがもめている間にも見張り役のザコを文字通り秒殺しながら迫るセガール。
もはや、ジェイソンばりの殺しっぷりです。
敵の会話シーンの合間合間で殺害シーンが挿入されるのが笑えます。
そして、スペシャルゲストかどうかは知りませんが、
なんとあのダニー・トレホがちょっとだけ登場。
一連のロバート・ロドリゲス作品を初め、様々なB級アクションに出演し
一部の人達に熱烈な人気を誇るあのしっぶい顔のロンゲな人です。
残念ながら、セガールとバトルを演じたり、山刀を武器に共闘するといったことはなく
ほんの数分セガールと会話するだけの役どころですが、
そのインパクトはかなりのもの。
スクリーンに登場した時は「うわあ、ダニー・トレホだ!」と
嬉しくなっちゃいましたね。
原点回帰的な要素が多数含まれた、セガールファンの僕にとっては
久々の快作でありました。
これぐらいなら1500円払って観てもよかったかな?
頼みますからこの調子で頑張ってくださいね。
後、もうちょっと痩せてください
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