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うまい棒めんたい味の如く映画を語る うまい棒めんたい味の如く映画を語る 20071109

うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

第三十四回映画レビュー「プレスリーVSミイラ男」

プレスリーVSミイラ男 プレスリーVSミイラ男
ブルース・キャンベル、オシー・デイヴィス 他 (2007/05/25)
クロックワークス
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【あらすじ】
プレスリーは生きていた!
30年前、人生に虚しさを感じ始めていた彼は
自分のそっくりさんであるセバスチャンと入れ替わり、
そのまま「プレスリーのそっくりさん」として生きていた。
だが、ライブ中の事故で腰を痛め、老人ホームで
自分をケネディ大統領だと信じて疑わない黒人男性ジャックと共に
ほぼ寝たきりの日々を送っていた。

そんな折、老人ホームの入居者達が次々と奇怪な死を遂げていく。
古代から蘇ったミイラ男の仕業だ。
プレスリーはかっての輝いていた自分を取り戻すため、
そして、本当の英雄となるために
ジャックと強力してミイラ男に戦いを挑む。








「あのエルビス・プレスリーが実は生きていて、
自分をジョン・F・ケネディだと思い込んでいる黒人と共に
ミイラ男と戦う。主演は死霊のはらわたのブルース・キャンベルで
監督はファンタズムのドン・コスカレリだ。」







といった映画だということを聞けば
皆さんはどのような印象を持たれるでしょうか。



きっと、「おふざけ満点の馬鹿映画」だと思われるでしょう。
僕も観る前まではそう考えていて、そんな馬鹿映画を観るためにレンタルしました。





ところがどっこい、いざ観てみると、その予想は裏切られました。
もちろん、良い意味で




確かにこれは馬鹿映画です。
でも普通の馬鹿映画にはない素敵なテーマ、そんなものがこめられています。







この映画の主人公は「キング・オブ・ロックンロール」ことエルヴィス・プレスリー
死んだとされていた彼が実は生きていたという”もしも”のお話。





数十年前にそっくりさんであるセバスチャン・ハフと入れ替わった彼は
そのままセバスチャン・ハフとなって生き続けていました。


しかし、かつての栄光はどこへやら。
今では老人ホームで寝たきりの生活。
腰のケガの為に、歩行器を使わなければ歩く事すらできない有様。


おまけに、昔の思い出話や、そっくりさんと入れ替わった理由
その経緯について語っても、周りの人は
「呆けたおじいちゃんのホラ話」としか聞いてくれない始末。






唯一、彼の話を真面目に聞いてくれる人は
自分をJFKだと思い込んでいるジャックという老人だけ
勝手は「キング」とまで呼ばれた男とは思えぬほどに惨めな暮らしぶりです。




そんなどうしようもない生活を送っていたある日、
老人ホーム内で入居者の突然死が多発。


色々あって、プレスリーとジャックは
それが古代から蘇ったミイラ男の仕業であることを突き止めます。




このミイラ男、カウボーイみたいな帽子を被っていて
低予算映画にしてはなかなかカッコいい造型をしているんですけど
やっていることがすっごくチキンといいますか、小物といいますか



ジャックによれば、彼は尻から人間の魂を食らうらしく
しかも、若い人間を狙うと苦労させられるから
あまりお腹は膨れないけどか弱い老人の魂で我慢しようというのが
老人ホームを襲った目的なんだそうです。


しかも、トイレの壁に訳の分からない象形文字を書いていると思ったら
どうやら用を足している間、暇だから書いたとのこと
あまりの小物っぷりに開いた口が塞がりません。




いや、このミイラが老人達を襲うというのは正解かもしれません。
おそらくこの人(?)とてつもなく弱そうですから
シュワちゃんあたりなら瞬殺されるのは明らか

「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン
「エアフォース・ワン」の大統領閣下
「死霊のはらわた1」のアッシュにすら秒殺されそうです。


なぜかアクション映画の主人公にボコボコにされている
ミイラ男さんの姿が目に浮かびます。
(死霊のはらわたはブルースキャンベル繋がりで書いてみました。)





さて、そんなユル〜いミイラでも老人達にとっては脅威。
次々と魂を奪われて死んでいく老人達。
プレスリーはミイラ男に対する憎しみと共に、
かっての輝いていたころの自分を取り戻していきます。



これがこの映画のテーマであり、一番の見所。
年を取ってすっかり落ちぶれてしまったかつての英雄。
しかし、あることがきっかけで、若き日の自分が持っていた
燃え滾るを取り戻していき
人生最後の大バトルに挑む・・・。



そう、この映画は
プレスリー版「ロッキー・ザ・ファイナル」なんです!




・・・今の発言、大体五十倍ほど誇張表現が含まれていますので
あまり真面目に受け取らないでくださいね。




この映画のクライマックス、ジャックと共にミイラ男に戦いを挑むプレスリーの姿は
あまりにもユルいです。
しかし、彼らにとってはそのユルい戦いが、老人ホームの皆の魂を守るための
精一杯の行動であって、自身のかつての燃える魂を取り戻すための戦いでもあるのです。




バカ映画だと思って観たのに、最後はちょっぴりしんみりとした気分になりました。






ちなみに、原作はジョー・R・ランデーズの短編小説「Bubba Ho-tep」
こちらのworksというところで読む事ができます。







ストーリー ★★★
スリル   ★★★
オバカ   ★★★★
グロ    ★
ミイラのヘタレっぷり ★★★★★





プレスリーワッペン




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プレスリーVSミイラ男
ラフ・ミー・テンダー!

プレスリーVSミイラ男
原題:BUBBA HO-TEP

プレスリーVSミイラ男(「Toy's”B級” CNEMA PARADISE」)

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