うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

「インベージョン」を観ました。

なかなかの面白さでした。




今回の「奴ら」は、鞘のようなものから生まれるコピー人間ではなく、
細胞に潜む知的生命体。
その感染力の強さで、バシバシと人間を乗っ取っていきます。


面白いと思ったのは、上手く感情を隠して「奴ら」から
逃れようとする人々がたくさん登場したこと。

今まで周りの「奴ら」と同じようにダンマリ決めてた人が
急に、「感情を隠せ」なんてアドバイスをしてくれたりします。


こういう人達が描かれているおかげで、誰が乗っ取られているかというのが
一層わからなくなってしまうところがまた面白いんですよ。


後、乗っ取りが進んでいくにつれて世界各地で和平交渉が進んでいき、
多くの人が望む「平和な世界」になっていく所。
でもこれは人間の世界ではなくて、「奴ら」に乗っ取られた人々の世界だというのがミソ。
戦争だらけの人間の世界か、あるいは、戦争のない平和な「奴ら」の世界か、
その問題をしっかり描いているのも好感が持てました。



問題の監督交代の件ですが、
終盤明らかに雰囲気の違うシーンが入ります。
それだけを見るとほとんどアクション映画にしか見えません。
別にいらなかったんじゃないかな?
車に群がる「奴ら」は面白かったけれど。

第三十回映画レビュー「ウェス・クレイヴン’S カースド」

ウェス・クレイヴン’s カースド アンレイテッド・バージョン ウェス・クレイヴン’s カースド アンレイテッド・バージョン
クリスティーナ・リッチ;ジョシュア・ジャクソン;ジェシー・アイゼンバーグ;ジュディ・グリア;スコット・バイオ (2007/10/24)
ジェネオン エンタテインメント
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【あらすじ】
ハリウッドのスタジオで働くエリーと、その弟であるイジメられっこのジミーは、
マルホランド・ドライブで交通事故を起こし、被害者を助けようとした時に
謎の生物に襲われ、怪我をする。

その日以来、彼ら二人に妙な変化が現れはじめた。
エリーは異性から頻繁に声をかけられるようになり、
ジミーはイジメっ子達をレスリングで負かしてしまうほどに力が強くなった。
これを古くから伝わる「ワーウルフの呪い」だと考えたジミーはエリーにそのことを話すが、
全く信じてもらえない。
仕方なくエリーの恋人ジェイクにそのことを相談しようとする。
しかし、同じ呪いを受けた何者かが二人を付け狙う。





「エルム街の悪夢」や「スクリーム」などの名作を世に送り出してきた名匠
ウェス・クレイヴンの新作ホラー映画です。
脚本家は、これまた「スクリーム」のケヴィン・ウィリアムソン
特殊メイクに「狼男アメリカン」でアカデミー賞を受賞したリック・ベイカーなどなど
並み居る豪華スタッフです。


ウェス・クレイヴンとケヴィン・ウィリアムソン
両氏の作品の特徴として、
恐怖感がありながらもどこか笑ってしまうような演出
一癖も二癖もあるユニークなキャラクターが多数登場する
若者の葛藤と成長を描いた青春ストーリー
そして、遊びながらも無駄のないスピーディーな展開、
などといったことが挙げられます。



もちろんこの「カースド」でもそれは健在。
さしずめ、狼男版「スクリーム」といったところでしょうか。




主人公は「アダムス・ファミリー」や「スリーピー・ホロウ」のクリスティーナ・リッチ。





先ほど、狼男版「スクリーム」と述べましたが、
この作品はスクリーム同様、非常に軽いノリで進んでいきます。




「狼男アメリカン」なんかでは
主人公が知らないうちに殺してしまった人々の霊に責められたりなんかして
笑いがありながらも全体的には悲しさが漂っていましたが、
この映画はそういうのはナシ。




リッチ演じるエリーは後半まで狼男の呪いを信じないものだから
自身の身体の異変に振り回されっ放し



弟のジミーは身体能力が飛躍的に上昇したのをいいことに
自分を今まで散々イジメてきたイジメっこ達をレスリングで叩きのめしちゃったりして
ちゃっかり呪いを有効活用しちゃいます。
(オマケに憧れの女の子にもモテモテに!)




こんなことを書いていると、この映画がコメディなんじゃないかと
勘違いされそうですが、これはれっきとしたホラー映画です。



なぜなら、ちゃーんと狼男が人を襲ったりするから。



主役二人が狼人間になることはないのですが、
中盤から後半にかけて謎の狼人間が出現。
二人(とその他)を付け狙います。


この狼人間による襲撃シーンの出来はさすが、ウェス・クレイヴンといったところ
テンポの速さに加え、先の展開がいい意味で予想できません。
(特に駐車場での襲撃シーン、狼人間があんなことをするとは思いませんでした。)

襲撃シーンの中にもお笑いのエッセンスを入れてあるのが楽しいところ。



登場人物も個性的な人物ばかり。
色々やるけどあまり役に立たないヘタレなジミーはもちろん、
物語とは全く関係ないけど重大な告白をするイジメっこのリーダー格や
いかにも狼人間に食われて欲しいといっているような猫耳つけたねーちゃん
小言大好き、どこの会社にも絶対一人はいるぞ、といった感じのお局的おばさんなど

ただそこにいるだけで面白い人々がてんこ盛りです。






欠点をあげるとすれば、せっかくリック・ベイカーがいるのに
狼人間の変身シーンがショボいこと
これはかなりイタイ!
(制作費の問題があったらしいのですが・・・)



それと、少なからず「スクリーム」の焼き直し感がするところ。
まあストーリー自体は別物だし、面白いからいいんですけど




ストーリー ★★★★
スリル   ★★★★
オバカ   ★★★★
グロ    ★★★
イジメっこの告白のどうでもよさ ★★★★








狼男 パーティー用コスチューム



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