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うまい棒めんたい味の如く映画を語る うまい棒めんたい味の如く映画を語る 20071010

うまい棒めんたい味の如く映画を語る

ちょっぴり辛く、どちらかと言うと甘い感じで 映画をレビューしていきます。 ホラー、サスペンスが中心です。

「パンズ・ラビリンス」を観ました

素晴らしい映画でした。

悲惨なスペイン内戦の中で燦々たる生活を強いられる少女。
その状況を救うかと思われた、少女に関する秘密と妖精たちからの試練。
しかし、それもまた一方から彼女を追い詰めて行く結果となり・・・・



ただのファンタジー映画ではありません。
人間の残酷さ、理不尽さがこれでもかといわんばかりに描かれています。

主にその「人間の負の部分」を描く役割を担う大尉、このキャラクターが素晴らしい。

彼は全く罪のない農民を射殺するなど、非常に残忍でエゴの塊というべき人物なのですが
どことなく人間的な行動をするような場面も見受けられていて
彼が絶対的な悪としては描かれていないのだということが良く分かります。
この辺はいわゆる「ハリウッド映画」の悪人像とは大きく異なる点でしょう。

妖精達のデザインも本当に素晴らしい。
特に第二の試練に登場するベイルマン
人食いという設定でありながら、なかなかユーモアのあるキャラクターです。

このベイルマン、手に目がついていて、物を見るときは
手を額の方に持っていくんです。そのときの格好がちょうど赤ん坊とかによくやる
「いないいないばあ」によく似ているんですよ。これが不気味でいてどこか面白いんです。




最後の結末は見る人によって大きく解釈の異なるものと思われますが、
僕はあの少女が見たものが真実だと思いたいですね。







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