【あらすじ】
売れない歌手マルクは老人ホームの慰問を終え、次の訪問先へ向かおうとするが
道に迷った上に車が故障し、止むを得ず付近の村の住人バルデルをたずね、宿を
借りることにする。バルデルは最初のうちこそ好意的な態度を見せてはいたが、
何やらマルクに対して特別な感情を抱いているそぶりを見せる。
マルクはこの村を散策するうちに、村人全員が何やら異常な考えを持っていることに
気がつき始め、恐怖を覚える。
そしてある日の朝、バルデルは突然マルクを拘束し、女物の衣服を無理矢理つけさせる。
彼はマルクのことをいなくなった元妻グロリアに仕立て上げようとしているのだ。
なんとか脱出を試みるマルクであったが・・・・。
その
あまりにもストレートな邦題で
全国のホラー映画ファンの話題を呼んだ衝撃の作品。
ちなみに、この邦題を考えたのは「クイーンコング」や「エビボクサー」などで有名な
叶井俊太郎氏
この映画、そのタイトル(邦題)のとおり、変態さんのお話です。
話の中心となるのはペンションに住む謎の男バルデル
彼はなんらかの理由で奥さんのグロリアを失い、
たまたま自分のペンションを訪れたマルクをなんと奥さんの代わりにしてしまうのです。
勿論マルクは拒みますが、イッちゃってるバルデルは聞きもしません。
代わりにするというよりも、
「たまたま宿を借りにきた顔立ちの良い青年」を
「数年前にいなくなってしまった妻」だと
心の底から思い込んでいるのです。女物の服を着せます、「他の村人が寄ってくると困る」という理由で坊主にします。
「おい!見てみろ!サッカーゲームのキャラが逃げ出したぞ!」などの
難解なジョークをのたまいます。
しゃべらない主人公の代わりに一人で二人分会話をします。(一人芝居)
そして挙句の果てには
レイプしてしまいます。ダイナマイト級の変態さんなんです。
しかし、変態なのはバルデルだけではありません。
バルデルの住む村の住人もまた、バルデルと同じ思考の持ち主です。
彼らは皆、とある誰かを「自分にとって側にいて欲しい存在」に置き換え、
相手の意見なんか知ったこっちゃ無く、無理矢理自分のものにしようとするんです。
そんな人物ばかりが集まった村、まさしく「変態村」と呼ぶにふさわしいと言ってよいでしょう。
後半、ピアノによる演奏にあわせて彼らが不気味に踊る、通称
「変態村音頭」は
一見の価値ありです。かなり笑えます、不気味です。
しかししかし!変態なのは何もバルデルや変態村の住人だけでは無いのです。
映画が始まってすぐに登場するあの二人!彼女らもまた変態だとこの映画は言っております。
年の差がありながらも主人公に猛烈なアタックを仕掛けたあの二人!(特に一人目)
彼女らもまた、変態村の住人と同じく、愛する者を求めて一方的な働きかけを行って
いるのではないでしょうか。
もしあの二人が老婆ではなく、ピチピチの若いお姉さんであったなら
主人公も敬遠することなく、「ちょっと積極的な女だな、ウフフ」で終わっていたのではないでしょうか。
あるいは、新しい恋が芽生えていたのかもしれません。
それでも、やっていることは全く変わっていないんです。
つまり何が言いたいのかと言いますと、この映画の監督は
「恋愛と変態って髪一重だよね」ってことを言いたいんですよ、多分。
二人の人間がどちらも自分でない人間を受け入れて、
どちらも相手に好かれるようにするっていうのはよーく考えてみれば変なんじゃない?
なんてことをおっしゃりたいんですよ、この監督は、多分。
うーん・・・。
彼女いない歴=ほぼ実年齢に近いな僕には
この作品のテーマと魅力を上手く説明することができないようです。
でも、これは一回は見ていただきたいんですよ、騙されたと思って
多分大半の人は
「騙された!」って激怒なさると思いますけど(笑)
まあつまらなかったとしても、話のネタにはなると思いますので
全編を通して漂う退廃的な雰囲気、そしてあまりにも唐突なラスト
まさに「カルト映画」と呼ぶにふさわしい要素をたっぷり詰め込んだ佳作だと
個人的には考えております。
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【あらすじ】
ヨーロッパ旅行中のデヴィッドとジャックは怪しげな村へと辿り着く。
パブで「早く立ち去れ」と追い出された二人は村を出ようとするが、道に迷って
町はずれの草原へと迷い出てしまう。そこで二人は人ではない何かに襲われ、
デヴィッドは一命を取り留めたものの、ジャックは食い殺されてしまう。
美人看護婦アレックスの助けもあって肉体的、精神的にも着実に回復していくデヴィッド。
しかしある晩死んだはずのジャックがデヴィッドの前に現れ、デヴィッドが狼男となってしまったこと、
狼男に殺されたものはその狼男が死ぬまで不死者となって永遠にこの世をさまようことを教え、
デヴィッドに自殺をするよう勧める。
それを拒むデヴィッドだったが、彼の体には着実に異変が起こり始めていた・・・・。
「ブルース・ブラザーズ」のジョン・ランディスが手がけたホラー・コメディです。
ホラー映画ファンの間ではホラー・コメディとして認知されていて
僕自身もそうだと思っているのですが
コメディと言っても、ただ笑い倒すだけの作品ではございません。
この作品は
笑いと悲しさが同居しているんです。
主人公のデヴィッドはある日突然狼男に襲われ、狼男になってしまいます。
最初のうちは自分が狼男になっていることなんて気づく由もなく、
看護婦アレックスといい仲になっちゃったりなんかするんですが、
ある日の晩、なんと死んだはずの友人ジャックが突如現れます。
しかも
ちょっぴりゾンビチックな姿で不死者となったジャックはデヴィッド君が死なないと成仏できないし
周りの人にも迷惑がかかってしまうというので
デヴィッドに
「とりあえずさっさと死んでくれ」とお願いします。
せっかくケガと友人の死から立ち直ってアレックスとの幸せな人生を過ごせるかと思ったのに
元友人とはいえ、ゾンビに
「死んでくれ」なんて頼まれちゃあたまりませんね。
当然デヴィッドはこの忠告を無視します。
しつこいジャックはもう一度デヴィッドの前に現れて
「はよ死ね」とお願いしますが、
受け入れるわけにはいきません。
ちなみにジャックは登場する度に腐敗が進んでいってます。
終盤になると、もはやガイコツそのものです。
自分の異変と友(だった人)の言葉を薄々と自覚していくデヴィッドですが、
決してそれを認めようとはしません。
なぜなら、認めた時点でデヴィッドに残された道は
自殺する以外になくなってしまうからです。
せっかく人生をやり直し、幸せの絶頂にいるのに死ぬなんてことはできません。
しかし!運命は残酷でした。
満月の晩、とうとうデヴィッドは狼男となり、無意識の内に町の人間を食い殺してしまいます。
自分の残酷な運命を呪い、夜の劇場で激しく苦悩するデヴィッド
その周りで
「いいから早く死ね」「こんな死に方はどうだ」と談笑する
デヴィッド被害者の会(会長ジャック)なぜ何もしていない自分がこんな仕打ちを受けなければならないのか。
自分に残された道は死ぬこと意外にないのか?
あの晩狼男に襲われた時点で僕の人生は終わっていたのか?
アレックスとの日々は無駄だったのか?
デヴィッドのあまりにも数奇で残酷な運命が、ブラックユーモアを交えて描かれています。
あまり感情移入を誘うような場面はなく、少々突き放したような感じになっているのも面白いです。
最後の結末はなんともあっさりしていますが、
この作品の作風に合った終わり方だと言えるでしょう。
シーン自体は短いですが、リック・ベイカーによる脅威の変身シーンも見所
機会があれば是非、メイキングをご覧になることをオススメします。
特殊メイクというのは本当に頭と体力と根気の必要な作業なんだと
改めて実感させられました。
アカデミーメイクアップ賞も納得です。
欠点を言えば、狼男の登場シーンが少なく
97分という時間に関わらず、やや間延びしている感じがあるところです。
初めて観た時は深夜ということもあって、中盤で数分ばかり眠ってしまいました。
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【あらすじ】
死霊たちとの激しい戦いの末、中世へとタイムスリップしてしまったアッシュ。
そこでその土地の支配者アーサー王に捕らえられ、処刑されそうになるが
間一髪でピンチを切り抜け、アーサー王を脅し、逆に英雄と崇められる。
贅沢三昧の暮らしを送るアッシュだが、こんな死霊だらけの世界にはいたくない。
賢者に現代に戻る方法を調べさせると、呪われた墓地に眠る死者の書に
その方法が書かれているとのこと
自慢のショットガンとチェーンソー、それにハンドメイドの調合金義手を身に付け
その場所へ向かうアッシュだったが・・・。
サム・ライミによる「死霊のはらわた」シリーズの三作目にあたる作品。
前作「死霊のはらわた2」は最後に驚きの展開がありながらも
かろうじてホラー映画ではありましたが、今作はとてもじゃありませんが
ホラー映画とは呼べません。
ジャンル分けを行うとすれば、おそらく「ロード・オブ・ザ・リング」や
「ナルニア国物語」のような
ファンタジー映画に分類されるのではないでしょうか。
つまり「ロード・オブ・ザ・リング」が強大な力を持つ指輪を巡るフロドと仲間達の
壮大な冒険物語であるのと同じように
この作品も
強大な力(タイムスリップとか)を持つ死者の書を巡る
日用品店店員アッシュ(仲間ナシ)のちょっとこじんまりとした冒険物語なのです。
となると、二つの前作も
勇者アッシュのビギニング的な作品と位置づけることもできますね。
しがない男が化け物達との戦いを得て成長し、ついには世界を救う英雄に・・・・
なかなか感慨深いですね。
さて、そういうわけで今作はいつも以上にアッシュもとい
勇者アッシュの
大活躍が見所です。
数々の戦いを経て成長し、おそらくレベル50ぐらいになった勇者アッシュには
並の死霊では歯が立ちません、あっさりやられてしまいます。
そんな自分の強さに自惚れたのか、今回のアッシュは終始態度がでかくて
アーサー王はもとより助けてくれた賢者にまで「
野蛮人め!」
などという勇者にあるまじき発言を繰り返します。
おまけに新しい恋人まで見つけちゃって、すっかり上機嫌です。
どうやら勇者アッシュは精神的にはまだまだ未熟者のようですね。
精神的な成長を遂げるには自分と戦わなければならない、よく言いいますね。
というわけで、勇者アッシュにも自分と戦わなければならない時が訪れます。
死者の書を探す旅の途中、さびれた小屋で勇者アッシュが出会った死霊の姿、それはなんと・・・・
手のひらサイズのミニアッシュ軍団!ちっちゃいアッシュ達が縦横無尽に小屋の中を駆け回ます。
はっきりいってかなりキモいです。
そのミニアッシュ軍団に言いように翻弄される勇者アッシュ。
やはりまだまだ未熟者のようです。
さらに、口の中にダイビングしたミニアッシュがアッシュの体内で巨大化、そして分裂!
なんと顔、大きさ、動きまでが全て一緒の
偽アッシュまでが現れました。
偽者はヒーローもののお約束みたいなものですが、
サム・ライミもそういったお約束を分かっていたのでしょうか。
その後なんとか偽アッシュを撃退し、死者の書を城へ持ち帰った勇者アッシュ
ところが、アッシュのくだらないミスのせいで死霊たちが復活!
ぐちゃぐちゃの顔になった偽アッシュを指揮官とした軍団が城へと迫ってきました。
そんな時、われらが勇者アッシュはどうしたか!
慌てふためく城の人々に、こんなことを言いました。
「本を持ってくるって約束は果たしたんだから帰してくれ!」自分の分身との戦いは彼を成長へと導かなかったようです。
その後、いろいろあってアッシュも戦う気になり、死霊軍団と人間軍団の壮大な戦いが始まります。
ここがかなり面白い!
なんたって、この手の映画で攻城戦をやっちゃうんですから。
一時期「アレクサンダー」とか「トロイ」とか、古代や中世を舞台にした戦争ものが流行りましたが
その手の予算をたっぷり使った(これも結構使ってると思うんですが)映画での攻城戦に引け
をとらない面白さ。
こんなものを見せられちゃったら、うっかりレンタル用のDVDケースを「SF/ファンタジー」の棚に
置いちゃいそうになります。(できればナルニアとかLOTRとかの隣に・・・)
最近のリメイクブームに乗じて死霊のはらわたシリーズもリメイクするだのしないので
話題になっておりますが、いっそのこと「死霊のはらわた1」をリメイクするのではなく
この作品のみをリメイクしてはいかがでしょうか。
大金を投じて制作された死霊達とアッシュ(ブルキャンはデブになったから誰か似た人で)の
激しい攻城戦・・・・、見てみたいと思うのは僕だけでしょうか。
ホラー映画として見ると椅子から転げ落ちるかもしれませんが
脚本、演出ともに非常に出来がよく、「死霊のはらわた」シリーズのファンであれば
十二分に楽しめる作品でしょう。
ちなみにエンディングは「ディレクターズ・カット版」と「劇場公開版」の二種類がありますが、
僕は後者の方が好きです。
というよりも、前者のエンディングはブラック過ぎてあまり好きじゃないです。
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【あらすじ】
バックパッカーのパクストンとジョシュ、そしてオリの三人は
東ヨーロッパを旅している途中あぶないところを助けてくれた男から
男にとって楽園そのものと言えるホステルがスロバキアにあると教えられる。
疑いを持ちつつも、うきうき気分でスロバキアへ向かう三人組。
途中、おかしな中年の男に会って気分を悪くしたが、例のホステルへ辿り着くと
そんなものはどこかへ吹き飛んだ。そこは酒と女が絶えることなく溢れかえっている
まさしく「地上の楽園」だったのだ。
三人はどっぷりと地上の楽園を満喫し、幸せな時を過ごす。
パクストンは宿泊していた日本人の女の子と知り合う事もできて有頂天だ。
しかしある日の朝、先に部屋へ戻ったはずのオリがいなくなっていた。
フロントに聞くと「チェックアウトした」というが、オリが何も言わずにそんなことをするだろうか。
そもそも荷物は部屋に置いたままなのに・・・。
二人は知らず知らずのうちにこのホステルの闇の部分へ引き込まれていく
「キャビン・フィーバー」のイーライ・ロスがクエンティン・タランティーノとコンビを組んで
作り上げた田舎ホラーの傑作。
僕がこれを観たのは劇場公開されてから大分後なんですが、
なんだかあまり評判が良くなくて、しばらくの間はあまり興味が沸きませんでした。
これを観たきっかけも近くの電気屋でDVDが安売りされていて
「メイキングもついてるなら買ってもいいかなー、安いし」みたいな感じでした。
ところがいざ観てみると、これがなかなかすごかった
そもそもこれに関する批判で一番多いものは
R−18の癖にゴアシーンがしょぼいというものと
残酷だ、気分が悪いというものの二つ
後者については
じゃあこんなもん最初から観るなで済ませるとして
前者の「ゴアシーン」がしょぼいというが少し気になります。
確かに同じ時期のホラー映画、例えば「ディセント」や「ハイテンション」などの方が
直接的な残酷描写は多いです。
この「ホステル」もまあ残酷ではあるのですが、同期に強烈なスプラッターが多すぎて
相対的には「ゴアがしょぼい」と見られているのかもしれません。
「凄まじいゴアシーンが見られる映画」と宣伝されていたのも批判される原因の一つに
なっているでしょう。
しかし、この作品のゴアシーンがダメかと言うと、決してそうではないと思います。
なぜなら、同期のスプラッターがいかに内臓やら何やらを見せることに重点を置いてあるのに対し
この作品ではある程度ゴアを見せつつも、それを受けた犠牲者の感情を
見事に描き出しているからです。
生かさず殺さずの、いつ終わるとも知れない凄まじい拷問を受ける犠牲者
凶器で甚振られて痛烈な叫び声を吐きます、体が痙攣します、汚物を吐きます。
それでもまだまだ終わりません。終わる時は死ぬ時です。何と恐ろしいのでしょうか。
しかも拷問を受けているのは一人だけではありません。
地下室のあちらこちらから
「やめてー!」「ママー!」と悲痛な叫び声が
彼らが拷問を受けている様子はチラッとしか、あるいは全く映りませんが、
非常にゾッとさせられます。
イーライ・ロスはこうした拷問の犠牲者の痛みを
ゴア描写はある程度に押さえ、痛さと叫びの要素を前面に押し出すことによって表現し
何ともいえない不快感を演出しています。
ストーリーも非常に面白いです。
別にネタバレという程でもないのでここに書きますと
「地上の楽園」の振りをしているホステルの正体はなんと
身寄りのない旅人をおびき寄せて捕らえては拷問にかける
謎の拷問組織のカモフラージュだったんです。
ちなみにこの組織は
会員制です。
本部はスロバキアのようですね。
会員になると、世界から集まった旅人の中から好みのタイプ(拷問にかけたいという意味で)を
選び、チェーンソーやスタンガン、ナイフなど、あらゆる拷問器具を使って
犠牲者が死ぬまで拷問できるんだそうです。
ちなみに、この組織の構成員および会員はかなり多いようで、
その力は警察などの公権力にも密かに及んでいるようです。
都市伝説の一つに「とある金持ちの屋敷の地下室では毎晩美女拷問ショーが行われている。」
というものがあります。
「そんな話あるわけがない」とは思いつつも、
「もしかしたら世界のどこかで行われているかもしれない」と考えてしまう時があります。
この作品ではそんな「どこかで起こっているかもしれない恐怖」を
スロバキアの会員制拷問クラブを通じて表現していると思います。
ちょっと良い感じのホテルに泊まってわいわいやってたら、
いつの間にか怪しげな地下室に閉じ込められていて・・・
ゾッとしますね。
拷問クラブに匹敵する怖いものも出てくるのですが、これはネタバレになるので・・・・
拷問だけでなく、サスペンス要素やスリリングな脱出劇、そして逆転劇もあって
短い時間の中で様々なものが盛り込まれた優良ホラーでした。
イーライ・ロスの長編デビュー作「キャビン・フィーバー」や「2001人の狂宴」
あるいは田舎系ホラーが大好きな方、是非どうぞ!
後、三池崇史監督もカメオ出演してます。
この人の登場シーンは妙に不自然で笑ってしまいました(笑)
ちなみに2も既に公開されていましたね。
何でも拷問クラブの内側に迫った内容だとか・・・
あーあ、劇場まで観に行けばよかった。
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【あらすじ】
アッシュとその恋人リンダは森の中の廃屋で古めかしい書物と
テープレコーダーを見つける。アッシュがテープを再生すると、ノウビー教授の解説の後
「死霊を呼び寄せる呪文」なるものが流れ始め、リンダが死霊に取り憑かれてしまった。
死闘の末、リンダの首を切断して撃退に成功したアッシュだが、橋は死霊たちに破壊され、
森林の中に一人取り残されてしまう。
死霊と激闘を繰り広げるアッシュ、そこへ別の道からノウビー教授の娘アニーのグループが
父親を探しにやってきて・・・・・。
スピーディーな展開に優れたカメラワーク、
コメディとホラーを見事に融合させたストーリーが揃った80年代ホラーの傑作、
「死霊のはらわた」シリーズの二作目
これを観なければ
「キャプテン・スーパーマーケット」を観ることができない
という点でも非常に重要な作品ですね。
1作目のレビューより先に二作目のレビューを書いてますが、特に理由はありません。
2の方が内容を良く覚えていて、書きやすそうだったからです。
さて、この「死霊のはらわた2」、2となってはいますが
前回のアッシュとタフネスな死霊との激闘は
なかった事となっており、実質リメイクというべき作品です。
1より先にこちらを観てもなんら問題はないと思います。
このシリーズの見所といえば、やはり主人公アッシュの不幸っぷりにあるわけですが、
今作でもアッシュはかなりハジけてます。
はた迷惑なノウビー教授のメッセージのおかげで
始まって大体三分ぐらいで死霊が襲い掛かってきます。
展開はかなり早いですね。
ここからアニーご一行が来るまでの約30分間はアッシュの一人オンステージとなります。
見えない死霊やら、死霊化した恋人(首と一緒にダンスを踊る)やら、その生首やら、
しまいには
死霊化した自分の手首やら色々なものと死闘を繰り広げます。
このうち、死霊化した恋人の体を除いては基本的に敵の姿が小さい、あるいは見えないので
傍から見るとアッシュが
一人芝居をしているようにしか見えませんが、本人は至って真剣です。
特に、台所で自分の手首と戦う様子はどうみても
キ○ガイのアッシュが自分で自分の頭をお皿やら何やらで何回も殴っているようにしか見えず、
黄色い救急車でも呼んでしまいそうになりますが、
本人は
その腕を切断しちゃうほど真剣なので誤解なきよう。
そんなこんなで後半戦、アニーご一行が到着します。
一時は両親殺しの疑いをかけられてリンチされたりもしましたが、
死霊のおかげで和解し、
前作同様、皆で死霊と
キャーキャーいいながら死闘を繰り広げます。
地下室の扉から顔を出す死霊や襲いかかる草木など、
前作を彷彿とさせるシーンがあるのも面白いです。
というよりこの映画、最初っから最後まで前作のシーン再現がてんこ盛りなんですけどね。
前作と比べて頼れるナイスガイとなったアッシュも奮闘しますが、
いかんせん他の方々が
バカなので、一人ずつ丁寧に
死霊のえじき(byロメロ)となっていきます。
ちゃっかりアッシュも死霊化しますが、
愛の力などという
ふざけたものでなんとか助かります。
その後、死霊を退治する呪文の書かれている「死者の書」を
死霊の徘徊する地下室へ取りに行く為、アッシュは
パワーアップします。「オレはランボーだ!」と言いたげに
切断された右腕にチェーンソー、
左腕にショットガンを装備したアッシュ。
その姿はふざけているのか真面目なのか分からないぐらいすごい
ホラー映画界に燦然と君臨するアクションヒーロー誕生の瞬間です!
とは言っても相変わらず死霊に翻弄されまくりで
あまり強くなってないように見えるのは気のせいでしょうか。
そんなこんなで一悶着あった後、文字通り
ぶっ飛んだ結末を迎えちゃいます。
初めて観たときはお茶を吹き出しました。(本当に)
ちゃんと伏線が張られているところがもうツボで・・・・(笑)
これで続編が出なければある意味伝説となったかもしれません。
(いや、充分伝説になってますけど)
これを当時劇場で観た人の感想を是非聞かせていただきたいです。
「一作目とどちらがいいか?」といわれると、僕はこっちですね
内容的にはほぼ互角なんですけど、あのエンディングで爆笑した覚えがあるので

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